関東連合という組織があったけど
大きな事件を起こしたりして、結構有名だと思う。
その歴代のリーダーだった人の中に凄い人がいて
ケンカで負けたことがないというほど強いひとだったんだけど
あるとき敵対グループが鉄パイプを持って殴り込みに来た。
しかし、そのリーダーは正座してボコボコにされながら「暴力はやめましょう」と訴え続けた。結果的に失明したそうだ。
そのリーダーは、鉄パイプを取り上げて逆に相手をやっつけることも可能だったと思うがやらなかった。
喧嘩が強いだけじゃなく、自分の保身は考えずに、仲間や相手のことを考えて行動してることが分かる。
仲間や相手を思いやる気持ちからの無抵抗だった。
そのリーダーは自分がボコボコにされ失明しながらも
自分の意思を貫き通した。そこには自己保身はなかった。
彼は仏教徒じゃないんだけど、その辺の仏教の看板掲げた人より、仏教徒だと思った。
普通は命乞いするか、反撃を試みるところだ。