岩の巻 第5帖 

人民目の先見えんから疑うのも無理ないなれど
ミタマ磨けばよく分かるのじゃ
付いて御座れ
手引っ張ってやるぞ
誠の道行くだけではまだ足らんぞ
心に誠一杯に詰めて空っぽにして進みてくれよ
この事分からんと
神の仕組遅れると申してあろうがな
早くなった所もあるなれど、遅れがちじゃぞ
苦労、苦労と申しても、悪い苦労気の毒だぞ
良き苦労花咲くぞ
花咲いて実結ぶのだぞ
人民苦しみさえすれば
よい様に早合点しているなれど
それは大間違いだぞ
神の道無理無いと、くどく申してあろうがな
この道理よく噛み分けて下されよ
神の国(日本)は元のキの国
外国とは、幽界(がいこく)とは
生まれが違うのじゃ
神の国であるのに人民近慾だから
渡って来られんものが渡って来て
ワヤに致してしまっているのに
まだ近慾だから近慾ばかり申しているから
あまり分からねば、分かる様に致すぞ
眼の玉飛び出すぞ
近くは仏魔(ぶつま)渡って来て
分からん事にされているであろうがな
五度の岩戸開き
一度にしなければならんと申してあろうが
生まれ赤児の心で神示読めと申してあろうがな


しかし、お釈迦様もイエス様も立派な神様でありますと。
何れも取次役がワヤにしていると…。