2002年(主日B年) 12月1日 待降節第1主日
イザ 63:16〜64:7  Iコリ 1:3〜9  マコ 13:33〜37

待降節第1主日に、全世界の教会は今年も、「目を覚ましていなさい」 という聖書の呼びかけを聞かされています。

古くから教会はあらゆる時代を通じて、典礼暦の新しい一年を、主日の聖書の朗読配分によって一貫して “福音の終末的使信” を聞くことにより開始して来ました。
教会の中の多くの人々が福音の終末的意義を忘れてしまった時代にも、この待降節第1主日には福音の終末的使信を語る聖書日課が、必ず朗読台から会衆に読み聞かされて来たという事実に、私たちは驚嘆するのです。

キリストの祭壇を囲んで共にミサをささげている教会は、実に来たり給うキリストを迎える民であって、「夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か」(マコ v.35)という緊張をもって目を覚ましていることを呼びかけられているのです。
この待降節第1主日の使信によって方向付けられて、私たちは今年もキリスト者としての一年の生活を歩んで行きます。

・・・・・ 以下、本文参照。
http://www.kuwaei2000.com ●Archives● より