2002年(主日A年) 9月1日 年間第22主日
エレ 20:7〜9  ロマ 12:1〜2  マタ 16:21〜27

「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。 むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」(ロマ v.2)

この節の正しい理解の鍵になる語は、「神の」 「神に」です。
肉の人(Iコリ 3:3)は、人間を尺度にして考えますが、霊の人(Iコリ 3:1)は十字架と復活のキリスト、再臨のキリストを尺度にします。

「わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。」(ロマ 14:10) そして、
「この神に対して、わたしたちは自分のことを申し述べねばなりません。」(ヘブ 4:13)
「人の子は、父の栄光に輝いて天使たちと共に来るが、そのとき、それぞれの行いに応じて報いるのである。」(マタ 16:27)

ですから、私たちは共にミサをささげるとき、「世の罪をあがなう御子の奉献に、わたしたちが一つに結ばれますように」(主の洗礼の祝日の奉納祈願)と祈るのです。

・・・・・ 以下、本文参照。
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