2008年(主日A年) 10月19日 年間第29主日
イザ 45:1,4-6  Iテサ 1:1〜5  マタ 22:15〜22

教会が神の国の希望に生きているなら(Iテサ v.3)、それは彼らが神から選ばれたからです(Iテサ v.4)。
この信仰と希望は、使徒たちが伝えた福音によって与えられたのであって(コロ 1:5)、それは 「ただ言葉だけによらず、力と、聖霊と、強い確信とによった」(Iテサ v.5)と書かれています。

振り返って私たち現代のキリスト者の実態は、率直に言うなら、「飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれている」(マタ 9:36)状態です。
新約聖書では “キリストと教会に向けられた愛” が語られているのに、私たちが聞かされて来たのは “この世に向けた愛” ばかりでした。
新約聖書が宣べ伝えているのは “復活と神の国の希望” であるのに、私たちが教会で教えられて来たのは “地上の世界や社会の希望” でありました。

しかし、“飼い主がいない” のであれば、神自らが御自分の羊たちを探し出し、キリスト御自身が聖書を通して御自分の羊たちに語られます(エゼ34章)。
もしあなたが教養あるキリスト者であるなら、自ら聖書に親しむことによって、神のことばに耳を傾けるべきです。
福音がただ言葉だけによらず、力と聖霊と強い確信とによって私たちに語りかけてくださることを、願い求めようではありませんか。

・・・・・ 以下、本文参照。
http://www.kuwaei2000.com ●Archives● より