下つ巻第33帖 

親となり子となり夫婦となり
兄弟(はらから・同胞)となって
生き代(変)わり死に代わりして
御用に使っているのぞ
臣民同志、世界の民、みな同胞と申すのは
喩(たとえ)ではないぞ
血が繋がっているまことの同胞(はらから)ぞ
同胞喧嘩(けんか)も時によりけりぞ
あまり分からぬと神も堪忍袋の緒(お)切れるぞ
どんな事あるか知らんぞ
この道の信者は神が引き寄せると申せば
役員懐手(ふところで)で居るが
そんな事でこの道開けると思うか
一人が七人の人に知らせ
その七人が済んだら
次の御用にかからすぞ
一聞いたら十知る人でないと
この御用つとまらんぞ
裏表、よく気つけよ………