経巻の巻 いわゆる経巻というのは、十方世界が悉くそうなのであって、いかなる時も、いかなる場所も経巻でない
ものはない。また、文字の使い方もさまざまである。時には究極の真理を表すこともあり、世間の道理を用いたりする
事もある。また時には天上の文字を用いたり、人間の文字を用いたりすることもある。場合によつては、畜生道や修羅
の文字を使う事さえもある。またある場合には様々な草で表すこともあれば、多くの樹木にたよることさえもある。
こういうわけで十方に並び立っている無数の形や色、つまり、長、短、方、円、あるいは青、黄、赤、白のすべてが、
経巻そのものが現われ出たものである。これこそが仏道におけるわが家の調度であり、経巻としたのである。このように
経巻は、いつでも、どこでも行きわたつている。人に教える門を開けば、どんな人も見捨てることはなく、物に教える
門を開けば、すべてのものを救ってしまう。諸仏の教えも、菩薩にも教えるのである。全世界に行きわたっていく、時に
は方便を用いたり、時にはそのままを説いたりして、一個半個も捨てることは無く、悉く真実の姿を表していくのである。
?今ここの今日観は最強寒波とか言うけど我々の処では霜も降りずそんなに寒くない朝晴れで捨て来な朝丸出し
東北は雪が降るのが当たり前の冬だし