巣穴や住処のような、定住する場所がないということですな。

旅人は神の遣いだと思ってもてなせ!という文化があった土地柄ですから、
無職先生は、ご馳走目当てに旅をしていたわけです。

しかし「この先生、ただの意地汚いオッサンじゃなかろか・・・」と若い衆に思われかねないので、
「その日暮らしの旅がどんなものなのか、わかっているのかい?」と矢沢永吉ふうに言ってみたわけです。

故郷では当然ながら、旅人としてのもてなしは受けられませんでしたな。