>>690
ええ、その辺り混乱しますよね。
ユダヤ教は現在でも新約聖書はありません。

ユダヤ教の聖典は、タナハ、(ミクラ―)であり
内容は旧約聖書と同じですが、配列が違いますし、タルムードという
ラビから受けたものも重用とされています。

イエスキリストはユダヤ民族の中から産まれ、活動なさいました。
ということは、ユダヤ教と無関係ではありません。

聖書は、イエスや弟子、使徒の時代後に編集されました。

その時に、旧約=旧い時代の神との契約の聖なる書と
新約=新しい時代の神との契約の聖なる書として
イエスキリストのご出現を編集するに当たり、それ以前を
旧い契約として、形を整え直してその両方をバイブルとされたのです。

ですから、新約だけでいいのでは?は気持ちとしては分かるのですが、
連続性の中で人も自然も産まれ出ますから、
イエスが人間としてご出現なさったのですから、連続性の中におられ、
新約も旧約の連続性ときりはなすわけにはいきませんし、
新約聖書の内容も旧約を含みこんでのさらなる新しい契約となっているのです。