『 坐のままで、この座敷の30メートル前(さき)に立つあのロウソクの炎(ほのお)を 吹き消せ。 』

一神教とは外に神を見て、問う。
おしゃか様の直弟子(じきでし)は、自らに問い、自らが答えること、させられる奴隷ではなく、主人公が、答えを出す事が、その第一歩です。

冷暖自知(れいだん じち)
あったかいのか、冷たいのか、自分で体験して識る以外に方法はない、と言います。

自救(じぐ)
初めの初めは、他人のことはどうでもいい。
まずは、このわたしを煮るか、焼くかってことです。
あなたをあなたが解決することですよ。

取り組むには、これは初関(しょかん)を透(とお)る(透関、とうかん)、ですから、色即是空(しきそくぜくう) を問うています。
つまり、答えは、『 一の如し、一如(いちにょ) 』 なのですが、その如是我聞(にょーぜーがーもん)の答えは、取り組んだ人の数ほどあります。

全宇宙であなただけの答えをお聞かせください。
わたしは、「あれれ、わたしがない」 でした。

眼横鼻直(がんのうびちょく)
眼は横についている、鼻は直(たて、まっすぐ)についている。

ガンジス川の対岸に積み上げられた薪の上、死者を葬る火葬が行われ、終われば、ヒマラヤの雪解け水を源流とする母なる大河ガンジスに流される
それをこちらの岸に立って、ほぼ一日中、見ている。
やがて夕空を焦がし夕日が落ち、あたりが闇に包まれていく漆黒の闇が訪れた時、あなたは、どちら側の岸に立っているのでしょうか。
臨済禅 黄檗禅 公式サイト 臨黄ネット
http://www.rinnou.net/cont_04/zengo/090901.html

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