>>71
>ニケア信条

東西の違いの説明になります。

ローマ教会(ラテン語の信条参照)と、正教会(日本語の信経参照)では
聖霊について、フィリオクエ(子からも)の問題があります。

ニカイア会議とコンスタンチノポリス会議(381年)の
キリスト教信条については
ラテン語の翻訳や、意味の後世の継ぎ足し(子からも)があるのです。

【 日本語のニケヤ・コンスタンチノープル信経(しん・けい) 】
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又(また)信(しん)ず、聖神(せいしん)、主(しゅ)、
生命(いのち)を施(ほどこ)す者(もの)、父(ちち)より出(い)で、
父(ちち)及(およ)び子(こ)と共(とも)に拝(おが)まれ讃(ほめ)められ、
預言者(よげんしゃ)を以(もっ)て嘗(かつ)て言(い)いしを、
又(また)信(しん)ず、
一(ひと)つの聖(せい)なる公(おおやけ)なる使徒(しと)の教会(きょうかい)を、
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【 ラテン語のニケヤ・コンスタンチノープル信条 】
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エト イン スピリトゥム サンクトゥム ドミヌム エト ヴィヴィフィカンテム
クウィ エクス パトゥレ [ フィリオークウェ:子からも ] プロチェーディット
クウィ クム パトレ エト フィリオ スィムル アドラートゥール  エト コングロリフィカトゥール
クウィ ロクートゥス エスト ペル プロフェータス(預言者)
エト ウーナム(一つ)サンクタム(聖)カトリカム(普遍:公)エト アポストリカム(使徒)エクレズィアム(教会)
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