【 カトリック要理(サンパウロ) 】

第一部 神と、キリストによる人間の救い 第三課 人間 
13 良心とはどういうものですか。
良心とは、人間の行いの善悪を判断し、善を命じ、悪を禁じ、善をほめ、
悪を戒める神よりの心の声です。
・・・人間は心の中に神から刻まれた法を持っており、・・・神とともにあり・・・ます。
(『現代世界憲章』16参照)p25−26

14 人は神に対してどのような態度をとらなければなりませんか。
人は神を礼拝し、愛し、ご恩に感謝し、そのおきてを守らなければなりません。
特に、祈りをもって、人は神に対する礼拝と感謝を表わし、・・・願います。
祈りの中で、もっともすぐれた祈りは、
イエズス・キリストのお教えになった「主の祈り」です。(マタイ6・9−13)p26−27

第一部 神と、キリストによる人間の救い 第十三課 罪と罪のゆるし 
56 罪とはどういうものですか。
罪とは悪いことと知りながら自由意志をもって神にそむくことです。
(第三課、質問13(良心)参照)p109

第一部 神と、キリストによる人間の救い 第十五課 終末的完成 使徒信条 
われは、天地の創造主、全能の父なる神を信じ、・・・終わりなき命を信じ奉る。アーメン。
・・・信仰宣言の様式・・・。p121

第二部 キリスト信者の道徳 第三十課 完徳 
・・・イエズス・キリストは山上の説教で、真の幸福を告げ、
新約の道徳をおさとしになりました。・・・(マタイ5・3−10)p164

第三部 秘跡と祈り 第三十五課 ゆるしの秘跡 
・・・洗礼以後に犯した罪を、教会の司祭を通してゆるし、・・・和解させる秘跡です。
(第十三課、質問56−59参照)p190