アンドロメダ銀河見聞録 2(PC)
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地球でお亡くなりになった方々が、アンドロメダ銀河で新しい生活を始めているという想定のSFです。
アンドロメダ銀河には地球で生存している方々は自由に往来が可能です。
ただし、お亡くなりになられた方々は、宇宙の法則にり地球に帰還できないという設定です。 ハルは、ママ猫事務総長と上原多香子さんのDVDの生産枚数について相談をして、取り敢えず、50億枚作ることにした。
アンドロメダの「今週の歌謡流行通信」では、1位に原田悠里さん/萩しぐれ 2位に上原多香子さんの/ブルーライトヨコハマ になってる。
ママ猫事務総長は、「2人ともロングランホームランになると見通している。 本船は、やっとコンテストエリアを抜けて、通常の空域に出た。
第7直衛部隊も戦闘隊形から通常隊形に戻っている。
後2時間で、スーパーワープドライブに入るようだ。
私たちは、スターバックスを出て、そろそろ食事かしたくなってロービーにいる皆と一緒にレストランに向かった。 私は、寿美坊と亜矢坊がいないのでハルに聞いた。
二人ともスターバックスで食事をするそうだ。
スタバで食事?
カレーでもあるのかな?
ま、何を食おうと自由だ。
ガキ猫が、演歌法に食べてはいけないものはなかったか?
と聞いてくる。
そんなものはない、歌うのに悪い食べ物は本人が決めるだろ、と言った。 ここのレストランもバイキング形式か?
私のテーブルの前はなぜかガキ猫だ。
右隣が上原多香子さん、その隣がまたなぜか森光子さん。
左は天下無敵の水森かおりさん、その隣は由紀乃坊だ。
私の右隣は演歌の守護神松原のぶえさんだ。
左はハルだ。
のぶえさんは歳を重ねるほど可愛らしくなっていく。
ちょうど寿美坊が幼稚園顔になっていくのと同じ感じかな。
そういえば、原田悠里さんは、向こうの対面に座っている。
悠里さんも飛び付きたくなるほど良い歳の取り方をしている。
女優の名前が思い出せないけど、悠里さん似ているな。
うーん、藤圭子さんのような感じなんだけど。
ガキ猫は村上幸子さんの膝に飛び乗って、歌のレッスンをしてくれるように頼んでいるようだ。
幸子さんも首を縦に振って応えている。
多香子さんは、かおりさんと歌のことで会話をするので、私は席をずらした。
このプリンセス水森かおりという歌手は、そうだな、やっぱり天賦の才幹を持っているのだろう、その実力というのは凄まじいといえば良いのかな。
寿美坊や、天下人都はるみさんと並んでいる。
もっとも、はるみさんとはベクトルはかなり異なる。
原田悠里さんとも違うかな。
とにかく、歳を重ねて、これから原田悠里さんのようになるのが楽しみな歌手だ。 原田悠里さんもこんなにきれいに歳を重ねるとは思わなかった。
演歌歌手の熟年はたまらないね。 寿美坊と亜矢坊が入ってきた。
スタバでは食事ではなかったようだ。
私の右の方に座った。
この寿美坊と亜矢坊という姉妹も天才という枠の中では収まらない。
万能が付くのだ、万能の天才と言うべきだろう。
寿美坊は、和歌山県の熊も通わぬ片田舎で田んぼのウーパールーパーのような格好で歌っていたのに、今では、これだ。
亜矢坊は熊本県の出身だ。
熊本というところは、歌の天才の産地だ。
関西では、熊本、和歌山、大阪か。 両姉妹ともこれほどの大御所になっているのに威張らないのだ。
「実ほど首を垂れる稲穂かな」を地で行っているのだ。
昔、もう無くなった大御所だけれど、ラジオで、「
私あの歌手は大嫌いなのよ」と言っていた。 ガキ猫は、紅白で見た亜矢坊の実力に仰天して口から泡を噴いていた。 ガキ猫は、原田悠里さんの/萩しぐれ
を聴きなおして再び泡を噴いてドテンだ。
自分では絶対に真似が出来ないと潜在意識で思っていたのが顕在意識に現れるのだ。 スーパーワープドライブエンジンの振動が聴こえてくる。
ワープ空間にトライしているようだ。
数時間でアンドロメダバルジ周辺に到着するだろう。
村上幸子さんと亜矢坊、寿美坊がガキ猫に歌のレッスンをしている。
カササギとウサギ人通訳が原田悠里さんに「萩しぐれ」のレッスンを受けている。 ガキ猫はどうしても「萩しぐれ」が歌えない。
今度は、原田悠里さんに「特攻の母」をレッスンしてくれと言っている。
ガキ猫の頭はどうかしている。
「萩しぐれ」も歌えないで、どうして「特攻の母」が歌えるのだ。
千年かかっても歌えないだろう。
原田悠里さんも、どうしたものかとハルに相談している。
ハルは、ガキ猫に「特攻の母」は絶対に無理と言う。
「萩しぐれ」は1年ぐらい掛ければ歌えるからがんばりなさいと諭している。
ガキ猫は渋々了解したようだ。
ガキ猫は、村上幸子さんの「故郷地球」も完全には歌えないでいる。
森光子さんもガキ猫に、「無茶は言わないこと」と言って笑っている。 原田悠里さんは、非常に難易度の高い曲に挑戦するものだ。
「特攻の母」は、フィギュアスケートの4回転半のジャンプのようなものだろう。
歌謡浪曲になっている。
演歌歌手を20年も続けていれば、オリンピック選手のゴールドメダリストのようになるだろう。
天下人都はるみさんのように一発でゴールドメダルを取る歌手もいるし、観音様大月みやこさんのようにキャリアを積んでゴールドメダルを取る歌手もいる。
もちろん、運も左右するのだろう。
良い曲をもらえるかどうか、その歌手に合っているかどうか。
さて、ガキ猫は、天下人都はるみさんのレッスンを受けてなんとか「大阪しぐれ」を歌えるようである。
原田悠里さんの「萩しぐれ」は、メロディーのポイントがつかみにくい。
歌手の能力が非常に試される曲なのだ。
彼女の歌唱テクニカルが非常に優れていると言う他ない。 江戸の街を歩く山田五十鈴さん。
その横を並んで歩く、観音様大月みやこさん、松原のぶえさん、原田悠里さん、川中美幸さん・・・
あー、妄想か? 原田悠里さんは熊本出身か、背中合わせというか、向かい合わせというか、ま、いいか。
大分県とは祖母山系が国境か。
原田悠里さん、良いねー、しばらく見ない間に良い歳を重ねたね。
飛びつきたくなる。
本船は、アンドロメダバルジに到着した。
近傍の巨大惑星を利用したフライバイ行うために進入経路を計算中だ。 2重惑星を利用した8の字逆フライバイを行っている。
身体に減速Gを感じる。
8の字コースから飛び出すタイミングを測っているのだろう。
天下無敵のプリンセス水森かおりさんの/木曽路の女
を聴いて見る。 この「木曽路の女」という曲は、プリンセスかおり以外カバーしている歌手がいないようだ(ユーチューブ)。
この歌の大ヒットから何十年か経っている。
「ブルーライトヨコハマ」のカバー歌手の多さからすると、これは少なすぎる。
感情表現が難しいからだろうか?
セクションがはっきりしない?
有って無いような感じを、表現し難い?
•メロディーは、音符と音色の線形連続で、ピッチとリズムの組み合わせです。ハーモニーとは、トーン、ノート、コードの同時使用です。
•曲を聴くときは、まずメロディーが注目を集めます。ハーモニーはメロディーを補完します。
•ハーモニーは音楽の垂直的側面として定義され、メロディックラインは水平的側面として記述される。
私には、この辺りはよく分からない。
「木曽路の女」
原田悠里さんだから、大ヒットさせたという他ない。
タラ、レバになるが、時空間が異なれば、もう一人この歌をヒットさせたと思われる名歌手が存在する。
ご当地ソングの女王、名手、名前は言わないでもわかってもらえるだろう。
原田悠里さんの、ソフトでマイルドな切ない表現。
水森かおりさんの、シャープで透明な切ない表現も捨てがたい。
昔、そうだ、歌の司会者玉置宏さんのチョコレートのコマーシャルで、「一口で二度美味しい」と言ったコマーシャルがあった。
アーモンドをチョコレートで包んでいるので、こう言っている。
「木曽路の女」= 原田悠里
このヒット曲をあの歌手が歌っていたら、どうなっていただろう?
最悪の思考回路だが、演歌研究家としてはやむを得ないだろう。
いまでは、カバー歌手が多いので比較はしやすい。
しかし、ヒットしたかどうかまでは判定し難い。
原田悠里、天下人都はるみさん、観音様大月みやこさん、川中美幸さんに並ぶ名歌手である。
玉置宏さんについては、こんなことも。
北島三郎の薦めで日本音楽作家協会が主催する日本縦断イベント(交通遺児チャリティコンサート)の司会・進行役を
2期務め3期目からは、作詞・作曲・編曲家の冬樹かずみと歌手の村上幸子が、健康上の理由から勇退した玉置の代わりを務めた。 ガキ猫の目はハート形になって、原田悠里さんを見つめている。
私も熟女の演歌には腰砕けになってしまう。 高倉健さんと八代亜紀さんの/挽歌
を聴いて、頭を整理してみよう。 うーん、渋い。
こんなペアは誰が考えたのだろう?
熊本は原田悠里さん、亜矢坊、水前寺清子さん、石川さゆりさん、それに八代亜紀さんのようなスーパーシンガーを産むのだろうか。
不思議だ。
大分県では、演歌の守護神松原のぶえさんだろうか。
「挽歌」
海鳴りが遠くに聴こえてる
風の音ちぎれて泣いていている
八代亜紀さん!
原田悠里さん!
たまらないねー!発狂するよー! 熊本演歌で最初に突貫に成功したのは水前寺清子さんだ。
彼女が最初に切り開いた突撃路に沿って後輩達が進撃して行った。
水前寺清子さんの功績は大きい。
彼女が時代に選ばれた天才歌手だったわけだ。
その中でも万能の天才、亜矢坊が一番勇気ある突撃隊長だろう。
次に突撃路から顔を出す歌手はどんな人だろう。 亜矢坊の連続して放たれる声量が150ミリ砲弾のように私の身体をシートの背に釘付けにする。
他を圧倒する凄まじいパワーだ。
しかし、時には、5.6ミリ弾のように繊細な射撃も行う。
「霧の摩周湖」がそれだ。
万能天才歌手島津亜矢は、お嬢、天下人都はるみさんを超えているのではないかと思う時がある。 ガキ猫からハルに意見具申があった。
「天下無敵のプリンセス水森かおりさんの/桂浜
原田悠里さんの/特攻の母 は歌わないようにしてもらえないか」。
「悲し過ぎて、悲し過ぎて」。
ハル「歌手は、そのような歌を歌うことを生業にしている」。
「無理難題をいうもなのではない」。
ガキ猫「・・・」。
猫の頭は、その程度のものだろう。 冬美坊、中美津子さんたちの浪曲歌謡には悲しい歌はいくらでもある。
ガキ猫「ふっー!ニャンコ、ニャンコ」。 本船は、8の字逆フライバイから離脱して、アンドロメダの首都惑星に向かって降下を開始している。
夕暮れの降下になってしまった。
大きな花火が上がっている。
私たちを歓迎する花火だ。
大宇宙港に着陸した。
首都の知事と兼高かおる局長の部下が迎えにきている。 牧村三枝子さん/友禅流し
元歌は誰かな?
由紀乃坊よりもずっとしっかりしている。 牧村三枝子さん、長いキャリアだ。
天下無敵のプリンセス水森かおりさんのと聴き比べてみた。
三枝子さんのが少し余韻があるような感じかな。
かおりさんも完璧に歌う。
船村徹先生ではないけれど、両人とも「ケチの付けようがない」。 牧村三枝子さんのが少し余韻があるのは、キャリアの差だろう。 歌がくっきりしている。
浮かび上がっている、輪郭がはっきりしている。
ご両人とも最高のテクニカル炸裂だ。 船村徹先生が、「この娘の歌にはケチの付けようがない」と言ったのは、「10周勝ち抜き歌合戦」のときだ。
阿蘇山系の歌の神八代亜紀さんがまだデビュー前の無名の時、彼女に対して言ったものだ。 とりあえず、原田悠里さんの/萩しぐれ
を聴いて気分をリフレッシュしよう。
良いねー、
曲によってマニキュアの白と紅の位置が代わっている。
こらえきれない 涙が落ちて
心を濡らす 萩しぐれ
原田悠里さん、手と指、腕の使い方が独特なんだ。
飛びつきたくなるのだ。 石原詢子さん、歌謡浪曲かー!
/瞼の母
原田悠里さんの真似をしているじゃないか!
張り合ってんのかー!
ずいぶん慣れているじゃないか。
大昔、ラジオで聴いていたぞ。
うん!二葉百合子先生がいるじゃないか。
門下生か。
浪曲=瞼の母
大物に挑戦するものだ。
演歌歌手、詩吟の師匠が浪曲師になっているじゃないか。
演歌の深淵に迫っている。
出来過ぎだ。
カバー曲が上手いのも、裏でこんな研鑽に励んでいたのが原因か。
後は冬美坊と亜矢坊か。 原田悠里さん/特攻の母
演歌の世界から浪曲の世界のブラックホールに入って行く。
新たな演歌の世界に出てくるのだろう。
/特攻の母
演舞の練習は2千回を超えているだろう。
百回や2百回でここまできるものではない。 オリンピック選手選手が一つの技をマスターするのに何万回も練習するのと同じだろう。 川中美幸さん/ブルーライトヨコハマ
古い言い方か、チャーミングだ。
三姉妹
天下人都はるみさん、松原のぶえさん、川中美幸さん。
そんな感じかな。
日本演歌界の重臣の一人だ。 中村美律子さんの立ち位置か、天下人都はるみさんの親友でどうだろう。 文化省は巨大な建物だ。
もちろん1棟だけではない、5棟に分かれている。
兼高かおる局長「田川寿美さんの、演歌ノーベール賞の受賞式を先に行います」。
「今夜は、あらたにここで受賞パーティーを行います」。
「19時から、350階の 地球の間 で行います」。
「正装で参加してください」。
森光子さんは、ガキ猫の正装をどうしようかと迷っている。 森光子さんは、ハルに相談している。
ハルは、兼高かおる局長に相談した。
兼高かおる局長「猫人の部下がいるから借りてきます」。
ガキ猫は、借りてきた正装を着ることにする。
森光子さんは「お風呂に入ってからね」。
ガキ猫は渋々お風呂に入る。
ハルと一緒に入っている。
18時45分に地球の間に入っていく。
皆、正装で揃っている。
19時ちょうどに兼高かおる局長が寿美坊の演歌ノーベール賞の挨拶をする。
続いて、寿美坊が受賞の挨拶を行なった。
兼高かおる局長が乾杯の音頭を取る。
「田川寿美さん、演歌ノーベール賞おめでとうございます!」。
「乾杯」。 八代亜紀さん/恋あざみ
戦前の第6師団、今の第8師団。
いずれも熊本の師団だ。
演歌では、水前寺清子さんの師団長をはじめ、精鋭部隊の連隊長が揃っている。
「恋あざみ」作戦の大ヒットは演歌史に残る名作戦と刻まれるだろう。 兼高かおる局長は、寿美坊に/女人高野
をリクエストした。
愛も明日もあきらめて
涙 おさめに まいります 伍代夏子さん/お前に惚れた
非常に綺麗に、ていねいに歌う。
落ち着きと深みがある。
美人過ぎるのは問題だ。
藤あや子さんと時々間違えてしまう。 ガキ猫は、原田悠里さんに/萩しぐれ
をリクエストした。
中域の厚み、高域の繊細さがある。
過度な艶は付いていない。
シャープさは感じないが、階段を上がって行くと段々と視界が広がって行く感じはする。
原田悠里の世界に誘われる。
観音様大月みやこさんの世界に誘われるような感じに似ている。 うーん、「千鈞の重み」とは原田悠里さんのような名手を言うのだろう。 今年、2020年は原田悠里さんで明けて、原田悠里さんで暮れるような予感がするのだが。
亜矢坊、寿美坊、天下無敵の水森かおりさん、観音様大月みやこさんたちもアンドロメダ銀河を彩るだろう。
原田悠里さんと言えば、観音様大月みやこさん、川中美幸さん、演歌の守護神松原のぶえさんを思い出す。
大月みやこさんもパワーが有り、歌唱テクニカルは一筋縄ではいかないだろう。
20年ものノーヒットは全く無駄どころか、テクニカルを磨き上げるには十分な時間であったようだ。
重臣の中では、頭一つ飛び出ているように感じるのだが。
原田悠里さんは、その独特な鍛錬を武器に挑戦して行くだろう。 原田悠里さんの/萩しぐれ
観音様大月みやこさんの/女・・・さすらい
観音様大月みやこさんの上段袈裟懸けに圧倒される。
原田悠里さんの小手面2段打ちが決まるか。
延長戦になるであろう。 亜矢坊/ふたりの人生行路
亜矢坊得意のカメレオン声帯だ。
完全に別人の声だ。
固体のように、乾いているが輝きのある高域だ。
中域も亜矢坊には珍しくやや反響が付いている。
したがって、別歌手が歌っているようだ。
寿美坊と同じで、中国歌劇の変面のようで、千変万化の達人と言うべきだろう。 このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 190日 10時間 19分 43秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
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