http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20050914 カナダ留学実記

面白い文章だ。 
ただし、(小谷野が大学教授職を辞める時のイザコザがごく普通の程度の事で、普通の人間なら辞職するようなことではないのと同様に)
小谷野が大学院生として味わった苦労は、日本人の留学生の大部分が経験する程度のことである。

文系の大学院生が博士号を取るまでには、小谷野が経験した程度の苦労(教授たちとの人間関係のイザコザ)はごく平均的だろう。

● 小谷野が、博士号取得資格試験に落ちたのは英語力の無さが大部分の理由だと思うが、有力教授に嫌われていた事が少しは関係していたかもしれない。

● 2年博士課程に在学して博士号取得をあきらめる学生は修士号(M.A.)を取るのが普通だが、その点でも小谷野は不手際だったようだ。