大谷の完成度は最大「10」なら「1」 吉井コーチが明かす日本ハムの舞台裏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160930-00000014-ykf-spo

 −−大谷投手の完成度はどのくらいか

 「最大が『10』だとしたら『1』くらい。同時期のダルビッシュにはまだまだ。ポテンシャルは持っている。ノーラン・ライアンになれるかもしれない」

 −−7月24日・オリックス戦で救援した際、肘にトラブルがあった

 「あのままのフォームで投げていたら重大な故障になる可能性が高かったからストップをかけた。肘に負担のかからないようにフォームの修正を進めたんです」

 −−日本最速164キロを記録したが安打された

 「ボールが見えやすい形になっている。彼も分かっている課題で修正しようとしている。下半身と上半身の連動です。
踏み出す足を地面に着けるタイミングをもうひと粘りさせたり、リリース時の下半身と上半身の角度がもう少し深くなるといい。
体重の移動など色々な要素が絡む。投手にとって永遠のテーマ」

 −−うまくいけば

 「誰も打てないボールが投げられる。160キロの直球が見えないところから飛んでくる感覚になる。
それに彼もケガをするときがやってくる。それをいかに遅くするか、ケガの度合いを小さくする、そういうフォーム作りをやっている」