近視は本当に矯正すれば正視になっているか?
例えば視力0.05の強度近視の人がコンタクトレンズ(-7.0くらいか?)を着ければ視力検査では1.5くらいまで見える可能性はある。
ただしその状態だとピント調整能は裸眼1.5の人より極めて悪いはずだ。
裸眼の人が遠〜近まで100段階としたら、上記の人は20段階くらいしかない。
これを図解していたサイトがあったが見失ってしまった。


別件
若干暗い所で本を読むことが近視の原因とは思えない。見えにくいから明るい場所のときより無駄に距離を近づけてしまうことによる影響は僅かながらあるだろう。
暗い場所で物体を見ることが近視になるならアマゾンの部族でもそうなってしまうだろう。
夜暗い部屋で天井から照明を照らしていることがかなり悪影響ではなかろうか。特に白熱電球→蛍光灯→LEDと有害に感じるが。
欧米では足元に暖色系の照明で照らし、本に直接光が反射しないようにしているらしい。
だからむしろ明るすぎる場面で本を見ることは多少なりとも有害性は出てくるはずだ。ただし、電子機器よりは断然マシだと思う。

やはり有害性が強いのは、暗い場所で、近距離で、発光体(ディスプレイ)を凝視することだろう。特にスペクトルが可視光に集中するようになったきたから。蛍光灯→LEDでね。
可視光の中でも色温度を低め(赤く)、明るさを抑えることによってだいぶ刺激は減る。暗い部屋でもディスプレイの明るさは限界まで下げるべきだ。明らかにその方が楽。
だからこそ、暗い部屋で直接光が目に入ることが有害ということの説明にもなる。
画面が小さい(スマホ)ことが有害かは微妙だと思う。むしろ大画面のPCディスプレイは極端に疲労を感じる。受光量の総量も桁違いに大きくなる。

では、そういった電子機器の紫外線がいけないのか? というと必ずしもそうとも言い切れない。
紫外線自体は昼間であればむしろ近視を抑制しているはずだからだ。昼夜逆転がいけないか、あるいは1日中紫外線を浴びるか、だろう。

まとめると、夜間の暗い部屋で電子ディスプレイを近距離で長時間凝視するのが近視に最も有害だと思う。