男性と盲導犬事故死で提言へttp://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025518471.html
10月3日、徳島市で50歳の目の不自由な男性がバックしてきたトラックにひかれて死亡し、一緒にいた盲導犬も
死んだ事故を受けて、徳島県はバックする際に注意を促すブザーの設置をトラックなどに義務づけるよう法改正の
提案を盛り込んだ政策提言を行うことになりました。
10月3日の朝、徳島市の市道で目の不自由な50歳の男性がバックしてきた2トントラックにひかれて死亡し、
盲導犬も死にました。
警察によりますと、トラックにはバックする際に周囲に注意を促すブザーがついていましたが、スイッチが切られ、
鳴らない状態だったということです。
この事故を受けて、徳島県は国土交通省や警察庁などに対し、関係する法令を改正して、トラックなどに注意を促す
ブザーを取り付けることや、音が鳴る状態を保つことを義務化するよう政策提言することになりました。
県などによりますと国内で販売されているトラックの多くは注意を促すブザーが付いていますが、夜間は騒音に
ならないようライトをつけると音が鳴らない仕様になっているものもあるということです。
来週にも飯泉知事が省庁を訪れて直接、提言を行う予定です。
また、県は今後、トラックの運転が業務に含まれる関係機関と連携して、事業所に対しブザーの使用を呼びかける
ことにしています。
2015年10月08日 12時39分更新ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025518471_m.jpg