そもそも数学って何やってんの
たとえば代数学の基本定理:
複素数係数の多項式fに対して、f(a) = 0をみたす複素数aが存在する
を証明しても、具体的なfに対するaの値が分かるわけではない
じゃあ数学って一体何をやってんの?それをやる意味はあるの? 等差数列の和の公式
a + (a + d) + (a + 2d) + ... + (a + nd)
= (2a + nd)n/2
= an + dn^2/2
や微分積分学の基本定理
∫_{a}^{b} f(x)dx = F(b) - F(a)
を使えば、定義通りに計算するよりも、大幅に計算をショートカットできる 当初の問題意識とは独立した何々とかいう概念を作って、その上でパズルをしているだけ ギリギリの正確さで難問を解決することによって
次々と新天地を開いている >>1
意味がないと思えばやらなきゃいい、馬鹿なの? そもそも物理って何やってんだ?
そもそも電気って何やってんだ?
そもそも機械って何やってんだ? そもそも化学って何やってんだ?
そもそも生物って何やってんだ?
そもそも地学って何やってんだ? そもそも政治って何やってんだ?
そもそも経済って何やってんだ?
そもそも文学って何やってんだ? 存在するかどうかだけじゃなくて、近似の方法もちゃんと研究されてる
応用寄りだから数学科ではあまり教えられないかもしれないが >>11
「近似の方法が研究されているかどうか」の話をしていないんだけど |f_1|, |f_2|, .. < M となるMを取ってくることで積分と極限が交換できたり
ジョルダン標準形の存在とか、有限アーベル群の基本定理から、構造決定が簡単になったり 教科書にはすでに解かれた問題がまとまって載っているだけで、問題意識の部分は書かれてないからな >>1
存在するかどうかは、探す意味があるかどうか。
タイムマシンが理論的に作れないなら、作ろうとする意味がない。
(そして、量子レベルなら理論上タイムマシンは作れるので、作ろうとする人がいる)
ガウス理論とかもそう。
5次以上の方程式の公式は存在しないと証明されたからこそ、公式を探す人は居なくなった。
(証明される以前は200年くらい、無い公式を探して一生を棒に振る数学者が続出していた)
ちなみに、公式という共通の手順がないだけで、地道に泥臭く計算すれば解自体は存在する。