ガロアの論文見たら、「ラグランジュ分解式」とは言ってないが
実質的にはその式が省略なしでそのまま載ってますね。
(θ+αθ_1+α^2_θ_2+…+α^{p-1}θ_{p-1})
という式がそう。ここで、θ_jはθにガロア群(p次巡回群)
の生成元を順に作用させた数たちであり
(つまりσを生成元として、σ^j(θ)=θ_jとおく)
αは1の原始p乗根であり、基礎体に含まれるとする。
(予め含まれなければ添加する。)
ガロアはこのとき
(θ+αθ_1+α^2_θ_2+…+α^{p-1}θ_{p-1})^pは
既知量であると言う。(なぜそうなるかは考えてみられたし)