つづき

文字に着目したときの次数と係数とは(単項式)
簡単に復習しておきましょう。
次数とは、文字の個数。
係数とは、文字にかけられている数のことでしたね

では、ここから「文字に着目する」という高校内容に入りましょう。
xに着目するとき、その次数と係数をいえ。
2ab^2x^3

文字に着目するとは、その文字以外を数だと考えろ!
ということです。
ん、何言ってんだ?って感じかもしれませんがw

次のように、2つの文字に着目する場合もあります。
xとyに着目するとき、その次数と係数をいえ。
-2x^2yz
文字が2つになっても考え方は同じですね
x,yを文字と考えているので、文字の個数は3。
それ以外を数と考えているので、-3zが係数となります。
とにかく
文字に着目するときのポイントは
着目する文字以外は数と考えるってことですね。

何次式?定数項は?(多項式)
では、次に多項式の場合を考えてみましょう。

次のような問題がよく出題されます。
xに着目したとき、次の多項式の次数と定数項をいえ。
2x^3-2x^2y^2+3x+y-1

多項式のときには、それぞれの項にわけて次数を調べます。
その中から一番大きい値をその多項式の次数とします。
今回はxに着目しているので、それぞれの項においてxの個数を調べていけばいいですね。
また、着目している文字を含まない項のことを定数項といいます。
これも新しい用語かもしれませんね。しっかりと覚えておきましょう。
(引用終り)
以上