本を書きたがる数学者、絶対書かない数学者
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有名数学者でも数学書を書く人とそうではない人がいます。
書かない人の理由は対価が悪いからですか? >>4
基本的には
注文が来なければ書けない。
一度断るとたいていは他からも来なくなる。 >>4
需要と供給のバランス。
その人の専門分野で本書いても、需要が無ければ売れないじゃん。
微積分や線形代数なら学生や趣味で数学の勉強したい人とか、それなりに需要があって売れる。 >>4
俺の指導教員は、内容の選定や校正とか担当編集とのやりとりとかかなりの時間使うから大変だって言ってた。研究の時間もかなり持っていかれるとも。 加藤和也氏の岩波「類体論と非可換類体論」の続きはもう出ないの? 和也さんには講座の「エタール・コホモロジー」こそ書いて欲しかった
SGA読まなくってもこんなにやさしいんですよ、と 岩波は経営状態が悪くなったんだろう。
それ以外の出版者も漫画雑誌や漫画の単行本の売り上げが
経営収入の大部分で文学や学術図書の赤を補填しているのが
実情だろう。しかし最近は紙の本はやたらと値上がってるな。
文字主体の週刊誌もそうだし単行本もそうだ。マンガ本も
昔に比べるとずいぶん上がった。やはり出る部数が減っている。
その背景にはブックオフとかツタヤのマンガ本レンタルとかが
あるからなのだろう。 数学辞典はもういいとして
入門・基礎・展開シリーズみたいのも
出せるかどうか怪しくなってきた 仮に大学の学部レベルの教科書で、今1冊が3500円レベルのものが、
値上がりして1冊が1万円レベルになったら(あり得ない話ではない)
困ってしまうだろうな。
かつて1500円レベルの値付けだった本が今では3500円レベルだ。
しかも、昔に比べて本が多く種類が出過ぎる傾向がある。
昔は、堅い理工系の本を出すのは版面を組む職人を確保するところに
難点があったので、なかなか難しかったようだが、いまでは
版面はTeXを使えば、職人でなくても組めるし、著者自身に
作業をさせているからな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています