ところで、箱入り無数目の方法は
箱の中身が独立でない場合にも通用する
(つまり、独立性とは関係ない)

例えば、無限個の箱に自然数の番号が書かれた玉を入れるが
自然数に対してその番号が書かれた玉は1個しかなく
したがってどれか一個の箱にしかない、としよう
(一応、どんな番号の玉もどこかの箱に入ってるとする)

この場合、箱の中身は独立ではない というのは
ある箱にある自然数が入ってたと分かった瞬間
他の箱には入ってないとわかるから

さて、実はこの場合にも箱入り無数目の方法はそのまま通用する

箱に自然数の番号がついているとして
「有限回の置換で移り変わる順列」
を同値とし、そして、
「その箱から先(大きい方向に進む)の番号の箱は
 みな同値類の代表元と一致する最小の番号」
を決定番号とすればいいだけ

あ、でもこの場合、何も考えずに
「ある箱を選んで、その箱以外を全部開ける」
という方法でも、確率1で当たるかwww