より直接的に言えば、こういうこと。

・ IUT は Cor3.12 において、ZFCから逸脱した未知の公理Aに基づく
  何らかの操作Bを行っている(と推測される)。

・ Cor3.12 で躓いている数学者は軒並みそこで躓いているが、
  公理A自体が明確に言語化できているわけではないので、
  操作Bがおかしいことを厳密な言い方で指摘することができていない。

・ Cor3.12 に躓かずに素通りできてしまった数学者は、
  操作Bが未知の公理Aに基づかなければ不可能であることに気づいておらず、
  操作BがZFCの中で行える普通の操作だと勘違いしている。
  また、操作Bはそのような勘違いを誘発する構造をしている。それはちょうど、
 「有限回の選択ならZFの中で可能なのだから、それを可算無限回繰り返せば、
  添え字の集合が可算無限でも選択関数が作れるじゃん(ZFの中で)」
  という勘違いに似ているものと推測される。

・ 結局、現状では ZFC+未知の公理A を仮定しなければ IUT は機能しない(と推測される)。
  そして、ZFC+未知の公理A が公理系として無矛盾なのかはもちろん不明。
  もし矛盾してたら IUT 全体が崩壊してしまう。
  そして、その前に「公理A」が何なのかすら言語化できていない。