Vを空でない集合とし、Wikipediaのベクトル空間の8つの公理のうち「加法単位元の存在」の公理と「加法逆元の存在」の公理を除き、 「任意のベクトル u, v ∈ V に対し、 u + x = v を満たすような V の元 x が存在する。」を付け加えた7つの公理から 「加法単位元の存在」の公理は導けるかどうかが知りたいです。 0417132人目の素数さん2021/02/21(日) 20:59:47.54ID:bisAjwLZ>>416 「任意のベクトル u, v ∈ V に対し、 u + x = v を満たすような V の元 x が存在する。」も要らないね 0体でなければ体には1も-1もあるから 0418132人目の素数さん2021/02/21(日) 21:04:02.58ID:RTZ9nhZg 実はある本でのベクトル空間の定義が以下だったので質問しました:
Vを空でない集合とし、Wikipediaのベクトル空間の8つの公理のうち「加法単位元の存在」の公理と「加法逆元の存在」の公理を除き、 「任意のベクトル u, v ∈ V に対し、 u + x = v を満たすような V の元 x が存在する。」を付け加えた7つの公理を満たす集合Vを ベクトル空間という。(スカラーは実数です。)
そして、その本には、「u + x = v を満たすような V の元 x を v - u と書く」とも書かれています。
x を v - u と書くということは、まず、そのような x の一意性を言わなければ駄目ですが、それについても何も書かれていません。
さらに、「任意の v ∈ V に対して、 v - v を 0 と書き、零元と呼ぶ」と書かれています。
任意の u, v ∈ V に対して、 u - u = v - v であることを証明しなければならないはずですが、それについても何も書かれていません。 0419132人目の素数さん2021/02/21(日) 21:06:01.99ID:bisAjwLZ ぼかさずに書名を明示して 0420132人目の素数さん2021/02/21(日) 21:09:04.60ID:RTZ9nhZg>>419 金谷健一著『これなら分かる応用数学教室 - 最小二乗法からウェーブレトまで』(共立出版)です。 0421132人目の素数さん2021/02/21(日) 21:25:54.20ID:hiPMaQFV これと、そこのレファレンスが参考になると思う https://note.mu/api/v2/attachments/download/9b3809ef245984d21a71b61a6303efa20422132人目の素数さん2021/02/22(月) 00:30:04.97ID:8uyyaY8k>>418 ベクトル空間の公理の話じゃなくて群の公理の話をしているように見える。 0423132人目の素数さん2021/02/22(月) 11:46:38.51ID:fXVgP1td u + v = u + v → u - u = v - v 0424132人目の素数さん2021/02/22(月) 12:40:26.16ID:ZA1BxG4s>>423 u, v の逆元が存在することを証明するには、まず零元が存在することをいう必要があります。 零元の存在はどうやって示すのでしょうか? 0425132人目の素数さん2021/02/22(月) 12:44:44.64ID:ZA1BxG4s あ、 u - u は、 u + x = u を満たすような元 x でしたね。
いずれにしても零元の存在が言えないと証明できないと思います。 0426132人目の素数さん2021/02/22(月) 13:15:07.54ID:+MFi2cAF 0・vが零元だよ 0427132人目の素数さん2021/02/22(月) 13:17:59.89ID:ZA1BxG4s 任意の u, v ∈ V に対して、
u + 0*v = u
はどうやって示すのでしょうか? 0428132人目の素数さん2021/02/22(月) 13:54:49.29ID:OuPKBhzp 0v = v - v = u - u = 0u 0429132人目の素数さん2021/02/22(月) 14:05:48.41ID:F7yd8XIG 松坂くんに聞きたいんだけど、得意な分野は何かあるの? 他の人と比べてできるという意味ではなく、あくまで自分の中で比較的得意だと思う分野は? 0430132人目の素数さん2021/02/22(月) 15:00:56.64ID:ZA1BxG4s>>428
ありがとうございます。
u, v を V の任意の元とする。
v + 0*v = 1*v + 0*v = (1 + 0)*v = 1*v = v
∴ 0*v = v - v
とできそうだなと一瞬思いましたが、
u + x = v を満たすような V の元 x が一意的に存在することをまず示さなければならないはずです。
それはどうやって示すのでしょうか? 0431132人目の素数さん2021/02/22(月) 15:08:25.25ID:Hwp3wiaJ 自分で考えろ バカ 0432132人目の素数さん2021/02/22(月) 15:20:20.48ID:ZA1BxG4s やはり、零元の存在は示せませんね。 0433132人目の素数さん2021/02/22(月) 15:22:33.87ID:ZA1BxG4s Vを空でない集合とし、Wikipediaのベクトル空間の8つの公理のうち「加法単位元の存在」の公理と「加法逆元の存在」の公理を除き、 「任意のベクトル u, v ∈ V に対し、 u + x = v を満たすような V の元 x が存在する。」を付け加えた7つの公理から
「任意のベクトル u, v ∈ V に対し、 u + x = v を満たすような V の元 x が一意的に存在する。」は証明できないと予想します。
反例をお願いします。 0434132人目の素数さん2021/02/22(月) 15:57:03.56ID:ZA1BxG4s 「任意のベクトル u, v ∈ V に対し、 u + x = v を満たすような V の元 x が一意的に存在する。」が仮に証明できたとすると、
u, v を V の任意の元としたとき、
(u + v) + 0*u = (u + 0*u) + v = (1*u + 0*u) + v = (1 + 0)*u + v = 1*u + v = u + v (u + v) + 0*v = u + (v + 0*v) = u + (1*v + 0*v) = u + (1 + 0)*v = u + 1*v = u + v
u + 0*z = u + 0*u = 1*u + 0*u = (1 + 0)*u = 1*u = u だから、 0*z は零元である。 0435132人目の素数さん2021/02/22(月) 15:59:27.03ID:ZA1BxG4s そして、実際には、「任意のベクトル u, v ∈ V に対し、 u + x = v を満たすような V の元 x が一意的に存在する。」は成り立たないので、
M, N → ∞ のとき右辺は x に無関係に 0 に収束する。 0494132人目の素数さん2021/02/27(土) 12:29:22.62ID:dMT2pDjO あってる 0495132人目の素数さん2021/02/28(日) 00:40:45.87ID:rfu+VzsY 位相空間Xの各点において連結な近傍をもつが局所連結でないものの例ってどんなものがありますか?