>>103 補足

tsujimotter氏の
「図は制限写像 ρUV のイメージです
よって、この F は前層となります。」
の図を見ると、層=束(花束あるいは穀物の束)として、もとの仏語”Faisceau”をイメージした方が良さそうですね(^^;
因みに、束 (射影幾何学)も 仏語で faisceau[注釈 1]とあります。あれあれ?w

https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/sheaf/
sheafの意味 - 小学館 プログレッシブ英和中辞典 goo辞書
[名](複sheaves /?i?vz/)(穀草の)束;(矢の)一束;(…の)束,ふさ≪of≫(⇒bundle[類語])
━━[動]他…を束ねる,束にする

https://fr.wikipedia.org/wiki/Faisceau_(math%C3%A9matiques)
Faisceau (mathematiques)

http://yeblog.cocolog-nifty.com/nouse/2008/11/faisceau-be82.html
nouse
フランス語 "faisceau" の読み方
昨夕 (2008/11/17 17:04:21)、キーフレーズ [faisceau 発音] で、このサイトを訪問された方がいらしたようだ。リモートホスト名を見ると、某大学の数学科の関係者ではないかと推察される。まぁ、要するに、「層」の対応フランス語である "faisceau" の読み方をお調べになっていらっしゃたのでしょうね。
適宜の仏和辞典を引く方が、遥かに簡単
発音表記 [fεso] が見つかる筈である。
[fεso] に話を戻すと、これをカタカナにするとしたら「フェソ」ぐらいだろうか。大雑把な意味は「束」ですね。「茎 (stalks)」を束ねたものと云うイメージなのでしょう。因みに、フランス語 "faisceau" の対応イタリア語は "fascio" つまり「ファッショ」で、これも「束」が基本語義。

だから、数学用語としても "faisceau" も「束」と訳した方が素直なのでしょうが、残念ながら「束」は
"bundle" の訳語として使われていたので、別の訳語が当てられたのでしょう (これは私の推測)。

"faisceau" に「層」と云う訳語を当てたのは秋月康夫さんらしい。「輓近代数学の展望(続)」の註にご自身で書いていらっしゃる、その理由が奮っていて:
(有名な話で略す(スレ主))

つづく