大学数学の先取りは意味があるか?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
灘や開成の数学クラブ(正式名称は知らん)が、中学や高校で大学数学をやっている話をよく耳にするが、そういうところから著名な数学者が出たなどという話は聞かない まあネット上ならいくらでもかっこいいことが言えるよね 数学の勉強法を語るのはいいから、いい加減数学をやれよ 勉強したければ小学生でも退職後でもやればいい
外からやいのやいの言っても仕方ない そのとおり
勉強は誰かに言われてやるのではなく
自分の興味に基づいてやるものなのだから
他人にあれこれ言われる筋合いはない >>623
確かに先端的な研究レベルにたどり着くまでの必要知識と、高校までの数学カリキュラムとの
ギャップは過去一貫して開き続けている
50年前にはあたり前だった修士からのアカデミックポストへの採用は、今では昔話
高校数学と先端研究のギャップは、研究者としてスタートする時期を後ろにずらすことで吸収
している
少数の早熟な天才少年・少女に英才教育を施すという対応も、成功例はあるが失敗例も多い
自主的な先取り学習も効果がある場合もあるが、常に研究者の育成につながるとは言いがたい
しかし、全てが無駄ということでもないので、自主的に先取りすることを否定する理由はない
全体の傾向としては、数学者の活動期間の長期化の方が影響大だと思う そういや今の教授世代あたりは修論で華々しくデビューしたのがまだ何人かいるが
最近はあんまり聞かなくなったな 博士課程でも必死にお勉強の時代
東大京大で修士で即助手って誰が最後なんだろう? 助教時代はいるのかな??
短縮学位でアカポスはいるけどさ 大学院重点化以来博士号無しではアカポスに就けなくなった。
25歳の年度で助教の人は重点化以降も何人かいるはず 「助教」は2007年4月なので重点化というか法人化の後だな
学位なしでの助手採用は重点化の後の90年代はまだいた
大学設置基準第十六条の二では助教は修士もしくは同等でなれるが
運営上今では博士必須だろう 辻雄先生あたりが、アカポス採用時に博士号が要求される最初の世代だろうね
噂では、邦文の修士論文を英文にしただけで博士論文だったとか
感覚的には修士で採用決定だけど、一応は課程博士を短縮でとらせたということかな
それ以前の中島先生などは修士から助手採用で、論文博士
意外にも同期の河東先生はアメリカで学位とってからちょっと遅れて助手採用
助教で修士から採用の人はいないと思う 最先端の研究がどんどん難化して必要な予備知識も増え続けるから
優秀な高校生には先取りさせるのが正解 >>632
この話題で「助教」と「助手」の違いにこだわるのは頭が悪いと思う。 30年前も、最先端の研究がどんどん難化して必要な予備知識も増え続けていると言われていたよ。
ダメな方向性では伸びない、てことでしょ。
先取りしても理解が浅いケースが多いし、袋小路に陥ることもある。
先取りなしで伸びていったケースのほうがずっと多い。 >>636
鈍いおまえのマイペースに付き合わされる筋合いないだろ愚図 先を急いていても、基礎がしっかりしていないと建物はきちんと建たない。
先を急いても、結果を出せずに退場していった人を散見したよ。
学部生は、先取りよりも微積分と線形代数をきちんと理解していることのほうが重要だよ。 >>638
その退場していった人たちとやらはその後どうなったの? ここで先取り言ってる人の多くも微積や線型やれと言っているので
ハーツホーン読めなきゃ意味ないとか高校生を殴ってるだけの人は無視していいだろう >>644
わざわざ「線形代数のほうが良い」と言って立ち止まらせる必要はないというだけ
ショルツのように必要に応じて線形代数と同化していけば良いからな
線形代数を先取りしたい、という人を止めたいわけではない ニュー速より
【天才】小4で英検1級、小6で数検準1級、コロナ休校中に中国語マスター 富山市のスーパー中学1年生、理音さんの夢は… ★2 40ぐらいでぱっとしなくなる数学者とか多いからな。それなら早期学習なんてやっても無駄じゃなかったのかなってね 早期学習してなきゃそもそも数学者になれなかったんじゃね >>647
逆じゃないかな
これまでは数学者のピークはせいぜい30歳程度までと考えられていた
フィールズ賞の年齢制限が40歳と言っても、その4年前にICMの招待講演者に
なっていることが前提だから、30半ばには業績が世界的に知られるていること
が条件で、逆算すると30前半には大きな業績を出していることになる
そうすると、集中して研究するのは20代でということになるので、数年の先取
りは成功していれば大きなアドバンテージになる
ところが、どうやら近年の数学者の寿命は長くなる傾向にあるようで、既に過去
の人と思われていたワイルズがフェルマーの最終定理を解決したのは40近くで、
まだ評価が定まったとは言いがたいが、仮に正しいとすれば望月(新)さんがABC
予想を解決したのも40過ぎ
数学者のピーク寿命が10年間伸びるなら、数年程度の先取り学習の効果は限定的
なものということになる >これまでは数学者のピークはせいぜい30歳程度までと考えられていた
そう思ってる人がいただけ
あるいは40すぎて何もしない若年寄の口実 僕は18歳の時点で大学教養の数学や物理は終わっていました。僕が通っていた高専はそういうカリキュラムだったんです。だからといって高校数学や大学受験のテストの問題を解こうと思っても、解き方がわからずトレーニングが必要でした。つまり大学入学試験のための高校数学は無知で、試験問題を解くテクニックがなかったんです。その分、18歳の時点で大学教養レベルの数学を理解したのは僕にとって大きな自信になりました。
http://masatonakamura.tech/2020/08/16/qandaba/ 2245
学コン・宿題ボイコット実行委員会@gakkon_boycott 9月1日
#拡散希望
#みんなで学コン・宿題をボイコットしよう
雑誌「大学への数学」の誌上で毎月開催されている学力コンテスト(学コン)と宿題は、添削が雑で採点ミスが多く、訂正をお願いしても応じてもらえない悪質なコンテストです。(私も7月号の宿題でその被害に遭いました。)このようなコンテストに参加するのは時間と努力の無駄であり、参加する価値はありません。そこで私は、これ以上の被害者を出さないようにするため、また、出版社に反省と改善を促すために、学コン・宿題のボイコットを呼び掛けることにしました。少しでも多くの方がこの活動にご賛同頂き、このツイートを拡散して頂ければ幸いです。
https://twitter.com/gakkon_boycott/status/1300459618326388737
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) やりたい奴はやればいい
ただほとんどの場合意味ないよ 柏原正樹さんが学部2年でEGAを読んでいたそうだ
背伸びは大切 俺の同級生は中1でSGA読破して今は宗教の開祖やってるよ
先取りは意味あるよ >>651
>僕は18歳の時点で大学教養の数学や物理は終わっていました。
>僕が通っていた高専はそういうカリキュラムだったんです。
御三家とか国立大付属の奴等は16でその辺は終わってるけどな
予備校で数学科レベルの講義とかやる教師がいて
そんなの受講してるくらいだからな >>654
東大じゃそんなのザラ
でも皆が皆、大数学者になれるわけでもない >>655
アタマオカシクなっちゃったんだね
御愁傷様(-||-) 有能なガキはどんどん先取りすればいい
無能なガキはさっさと諦めればいい
人間向き不向きはある
数学好きな奴が、ギター弾けるかっていわれれば10中8、9無理
(なかにはギターがうまい奴がいるかもしれんがそれは偶然)
数学好きな奴が、サッカー得意かっていわれれば10中8、9無理
(なかにはサッカーうまい奴がいるかもしれんがそれも偶然) 本人が好きで微積か線形代数程度の先取りを高校でやって
有名でないにしろ数学者になれたらその人にとっては良かったのでは
数学者でなくても技術者でもいいわけで
ハーツホーン読んでないとか柏原みたいな大数学者になってないとか
極端な話にすぐなるのがこのスレ 才能あるのに学問的な数学をやらないでいる意味はないでしょ。
先取りはさせて当然だけど、問題は指導できる教員が高校にはいないこと。 まあそこだわな。
高校数学の延長的に線形代数の演習を解くことだけやっても、
大学の数学を先取りしてるとは言えんと思う。 数学科の学部生の9割は落ちこぼれているのが現状。
数学が得意で数学科に入るなら先取りはどうしても必要。
高校の時に杉浦の解析入門を読めるところまできちんと読んでいればいいだろう。 >665
9割落ちこぼれてるというのは、大体体感に合ってますね。当方現在56歳だけど若いときからそう感じてた。したがって修士課程に進む人の大半も落ちこぼれているんだな、と思ってましたね。 εδの周辺と線形空間の公理くらいを高校で理解しておれば1年は楽になる
将来数学者になるとか言わなくてもそのくらいの先取りで十分
大学に入りたいというのに大学で何を学ぶか事前にリサーチしない人が多くて
入ったら「思ってたのと違った」とか言い出す人が多すぎる まあ事前リサーチしたら「数学科行くのはやめたわ」になるかもしれんな >>668
それ、他のどの専攻に対しても同じことが言えるよ ハーツホーンとか今は読む必要がないけどな
ましてやEGA・SGAとか全く無意味 正直言えば受験対策ばかりで予習してない奴が多過ぎる。 >>670
> ハーツホーンとか今は読む必要がないけどな
> ましてやEGA・SGAとか全く無意味
高校で読む必要がないことには同意するが、数学科の学生で
代数系で学位まで狙っているなら、ハーツホーンはなるべく
英文で読むべきだろうな >>672
何この数学科エアプ
「代数系の学位」って何だよ(笑) >>673
院試の系別も知らない連中には関係ない話 知ったかぶりで調子乗っちゃったのがバレて必死の反論か(笑) >>675
学部数学科で終わりの人にはハーツホーンは不要
もっと取り付き易い入門書がいくらでもある
数学者志望で院進が代数系なら、早目に読むべき >>673
代数系・の・学位 などない
代数系・で・学位 は他分野に比べて難しいとされている
大学院修士課程以降は数学一本ではなく、分野がわかれることも知らない厨房か?
あるいはまわりに進学する学生が誰もいない F ラン大かw
数学で学位といえば基本的には博士号、修士号を含むことはあっても学士はない
さて、代数分野でも数論志望なら無理にHartshorneでなくてもと書こうとしたが
数論も最近は主戦場が数論幾何あたりになっているので、そうとも言えないな 大学数学なんかやる必要ないだろ
天才ならいきなりEGA・SGAやればいい >>679
岩澤理論とか多重ゼータあたりなら
Hartshorne無しでもあるいは ハーツホーンの代わりにじゃあ何読むの、っていう話をしたほうが早いんじゃね。
俺はハーツホーンよりベターな推薦書はあんまないと思ってるが。 代数幾何、特にスキームといってもいろんな立場から研究できるしなぁ
何も環つき空間として扱うだけが全てではないでしょ 地方帝大の代数系でアカポスたくさん出している教授を見てたら
ハーツホーンなんて読ませてないことがわかるだろうに https://www.iwanami.co.jp/news/n32171.html
「理工系の数学入門コース 新装版」(全8冊)
■採用実績
(大学・高専略)
◆高校:灘高校
灘高校ではこんな本を採用して勉強しているのか? >>688
それはそもそも
「今時、代数系で代数幾何なんて学生にやらせてない」
という意味? >>690
東大京大以外の旧帝大あたりで代数系でアカポスまでたどり着かせることを考えるなら
ハーツホーンというかスキーム論が必須となるようなテーマ以外を選ぶのが
旧帝大の普通の上位数人程度の力量なら適切ということです
このレベルの学生はずば抜けて秀才ではないですが適切な指導のもとで
アカポスにつけるくらいの力は持ってます
実際そういう道のりで代数系でアカポスついている東大京大出身でない数学者は
多くもないですがレアなわけでもない
逆にそういう学生を数名育ててきた教授も各大学に何人かいます
5chで「代数系やるならハーツホーン」みたいなレスは見ますが現実と異なります アカポス自体が目的なのはなんか間違ってるだろ。
結果論としてアカポスゲッター輩出できてることなら指標として意味があるけどさ。 学部4年になって「代数幾何やりたいです。スキーム論やるためにAtiyah-MacDonaldを読んでます」なんてのは、
高校教員や一般企業目指してて数学は学部や修士で終わりという人ならともかく、博士課程に進学するつもりなら言うまでもなく遅すぎる
というのが現実的な話であって
親が寛容で2〜3留くらいさせてくれるのなら話は別だけど M1でスキーム論等諸々の道具立てを前提としている最新の研究論文を読み始められないと無理
現実的に そのためにはどこかで気合入れないといかん
学部1年生は大学数学に慣れるための準備期間としてじっくり基礎演習をするのが良いと思う
基礎ができていないのに先取りすると崩れやすい。まあ別に崩れてもいいんだけど
2年か3年のどちらかもしくは両方で根性入れて全分野先取りしないとキツい
ふつう学部3年までにやる内容(Galois理論とか多様体とかLebesgue積分とか)はもちろん、Atiyah-MacDonald程度の可換環論と、小木曽程度の代数曲線論くらいは完全に理解してないと、手遅れ 4年後期からハーツホーン始めて
普通に修士博士取って大学教員になったってのは結構いるけどね
現実的な話として >>692
それは「スキームに未来はない」という意味? ぶっちゃけ院生までに「どれくらい知識があるか」は大して重要じゃない >>698
結果的に後からハーツホーンに書いてある程度のことは身に付けた人は
少なからずいますね
>>701
大切なのは「どれくらい知識があるか」よりも「必要になった時に勉強できること」
だと思います。勉強できるためにある程度の基礎知識は必要でしょう 中高生に大学の先取りは必要かという話が
学部生に院レベルの先取りは必要かという話になってるな。 中高生に大学の先取りは必要かという話が
学部生に院レベルの先取りは必要かという話になってるな。 学部生の9割は落ちこぼれているから院レベルの先取りは無理。
高校生の時に杉浦の解析入門と何か線形代数学の本をきっちり読んでおくのがいい。 日本の教育機関は飛び級許してくれないから、興味のあるやつは勝手に先取りして頑張るしかない。 >>705
1年時の微積や線形の講義が数学科専門でないところだと内容が緩いことが多いので
そこでしっかりした内容の本で自習した方がいいだろうね 戦前は小から中の時は1年、中から高へは1年、両方で2年飛び級することができた。
しかし、2年も飛び級する人はあまりいなかった。
これは学力ではなく、他の問題があるからだ。
友達ができないとか体育などの問題があるからだ。 高校→大学→修士なら体育の問題も友達の問題もないよ
去年だか24歳のRIMS助教が誕生したが飛び級(高校は退学) >>711
単純に日本だと工学修士以外就職で不利に扱いまくる悪習があるせい。 日本は国際数学オリンピック18位
2020年9月19日から28日にかけてオンライン開催された「第61回国際数学オリンピック」において、日本代表の高校生6名全員がメダルを獲得した。受賞は銀メダル5つ、銅メダル1つ。国別順位は18位だった。開催主催国はロシア・サンクトペテルブルグ。
https://resemom.jp/article/2020/09/30/58324.html 数オリが全てないが、日本のレベルがだんだん下がってきているのは寂しいことだね 優秀な高校生は数オリに以前ほど興味を持ってないのでしょう
それは悪いことでは決してないが残念な気もする
日本の学術ランキングも落ちていく一方だし
数オリも10位以内に入るのがだんだん難しくなってる 日本の数学が一番栄えてた頃は数オリの順位が高かったっけ?
かりにそうだったとしても途上国がこういう行事に力を入れるようになると相対的に日本が下がるのは当たり前だろ
中国は一位を頻繁に取るのは中国の教育は日本よりも遥かに受験に偏るからだけであって
代数幾何学とか高度な数学理論の研究をする中国人はみんな海外に行く
そのなかに日本を留学先に選ぶ人も多い
俺のとこみたいな中国の985工程ならぬ211工程においても上位の大学なんて数学科の人は学部四年になっても微積と線形代数しかできない偏差値厨は多い 西欧諸国の大半に負けてる現状
2020 国際数学オリンピック結果
イタリア 6位
ポーランド 8位
オーストラリア 8位
イギリス 9位
カナダ12位
フランス 14位
日本 18位 >>712
この際、工学部も医学部並に6年制にすればいいんじゃね?
ま、どっちも学問というより「職業訓練」だからな >>716
ぶっちゃけたこといえば
数学者(というか高等教育(大学)の教授)を養成するのは、大学院でいい
学部は、せいぜい中等教育(中学・高校)の数学教師を養成すればいい 日本の学術論文数などもどんどん低迷してるからなあ
米中とは大差がつき、イギリスフランスドイツにも負け
今やイタリアスペインカナダ並み
日本が数オリに参加するようになって30年、初期は慣れておらず苦戦して
その後は金メダルも増えたが近年は落ちてきた
優秀な高校生は数オリにこだわらず先取りした方がいいよ 数オリなんていらないでしょ。
それより大学の数学の先取りをしないと学部で9割は落ちこぼれるよ。 先取りしないと落ちこぼれるのは、もともと数学に向いていない。 >大学の数学の先取り
このあたりかね?(某T大数学科のカリキュラムより)
2年生Aセメスター
必修科目「代数と幾何」、「同演習」
内容:線型代数学のより進んだ理論、
例えばジョルダン標準形、多重線型代数など)
必修科目「集合と位相」、「同演習」
内容:集合論と位相空間論の基礎的な諸概念と基礎的な諸結果
必修科目「複素解析学 I ]、「同演習」
内容:一変数複素関数論の入門的な部分、コーシーの諸定理など。
3年生Sセメスター
必修科目「代数学 I 」、「代数学特別演習 I 」
内容:群論と環論の入門
必修科目「幾何学 I 」、「幾何学特別演習 I 」
内容:多様体論の入門
必修科目「解析学 IV 」、「解析学特別演習 I 」
内容:ルベーグ測度と積分
必修科目「複素解析学 II 」、「複素解析学特別演習」
内容:第4学期の「I」に引き続きより進んだ内容を扱う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています