ルベーグ積分の説明で「縦に切るのを横に切るよう変えました」「極限操作と相性がいい」と言ってるだけの説明はあまり本質とらえられてなくて好きじゃない
縦と横という対称的なものを取り換えただけだと、何が違ってくるのか明白にならんしなんで極限操作と相性がいいのかもわからない
だからルベーグ積分は「関数の定義域で分割してたものを、値域で分割するようした」というのがより本質に近い説明だと思う
関数にとって定義域と値域は非対称だからリーマン積分と違うことはすぐ分かるし、何より種々の極限操作は値域の世界で行うものだから値域で分割すると極限交換がうまくいくと直感的にわかる