>>492 補足

 ID:QNR5W2Z7 >>463さんは、大学教程に(下記)”裾の重い分布”があったろうか?

さて
1.ガウス分布の場合、x → ∞ で裾が指数関数的に減衰するので、ある適当な値よりxが大きい部分を切り捨てても、無視できる
2.裾の重い分布の場合(下記)は、例えば、ロングテールでは、x → ∞ ではほとんど減衰しないので、ガウス分布のようには扱えない
3.では、時枝記事の決定番号dの分布はどうか?
 >>492に示したように、”dが大きいほど、冪乗で増える”
 → ∞ では発散・爆発してしまう
 従って、確率分布の積分∫p(n)dn (n=1〜∞)=1を満たすことはできない
(積分のために変数をnにした。dのままではdn→ddに積分記法になりなじまないから)
(なお、ビタリの意味の非可測でなく、積分が発散するために ”=1”を満たせないことを強調しておく)
4.このような分布では、確率が計算できないことはもちろん
 >>492の”コレ”のような有限の範囲から、d→∞を類推するこも御法度です(^^;
(∵ 切り捨てた裾の影響が大きいから)

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%BE%E3%81%AE%E9%87%8D%E3%81%84%E5%88%86%E5%B8%83
裾の重い分布
(抜粋)
裾の重い分布あるいはヘヴィーテイルとは、確率分布の裾がガウス分布のように指数関数的には減衰せず[1]、それよりも緩やかに減衰する分布の総称。 また類似の用語に、ファットテイル、裾の厚い分布、ロングテール、劣指数的(subexponential)などがある。

ロングテール
簡単にいえば、x → ∞ ではほとんど減衰しない裾を持つ分布である。