>>849
>φ(5)=4だよ
>だいたい一般的にφ(n)=nにはならない
>pが素数のときφ(p)=p-1

そうそう、そうでした
昔読んだんだがね、十分理解できていないんだね(^^;
下記の”拡大体の基底に関する注意”ですね
「1+ζ + ...+ζ ^n-1=0 がなりたつため, ζ , ζ^2 ,..., ζ^n-1 と 1 は独立ではないのです
1 の n 乗根を添加するとき,拡大次数を間違わないように注意して下さい.」だな
http://hooktail.sub.jp/algebra/1sNthRoot/
1のn乗根 (Joh著) 物理のがきしっぽ
(抜粋)

Q に 1 の n 乗根 ζ を添加した拡大体を E とすると, [E:Q]=φ (n) がなりたちます.
さらにガロア群 G (E/Q) は Zn^xに同型となります.

拡大体の基底に関する注意
拡大体の次数について注意です. x^n-1 の解 ζ を使い,拡大体 Q(ζ) を考えます. Q(ζ) の元は,一般に a1ζ + a2ζ^2 +...+an-1ζ^n-1 と表わされ, Q 上のベクトル空間と見た場合には ζ , ζ^2 ,..., ζ^n-1 が基底を張ることになります.
あれ, 1 は基底に無いのでしょうか?要りません.
ベクトルの足し算だと思って図形的に考えればすぐに分かりますが, 1+ζ + ...+ζ ^n-1=0 がなりたつため, ζ , ζ^2 ,..., ζ^n-1 と 1 は独立ではないのです.
1 の n 乗根を添加するとき,拡大次数を間違わないように注意して下さい.

http://hooktail.sub.jp/algebra/1sNthRoot/Joh-SolvExample1.gif
例えば 1 の五乗根. 1+ζ + ζ^2 +ζ^3 + ζ^4=0 となる.
(引用終り)