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追加文献2

岩波数学辞典 第4版
355 濃度 F.有限と無限の定義 (p1149)

「X を集合 A のベキ集合の部分集合であるとする.
 もし空集合がX に属し,すべてのB∈X と a∈A に対しB∪{a}∈X となっているなら,
 X は A に よって生成される部分集合の族という.
 A 自体が Aによって生成される部分集合の族すべてに属すと き,
 A は有限であるという」

原典 B. Russell - A.Whitehead, Principia Mathematica, Vol.II, Cambridge Univ. Press, 1912;

・{ω}の部分集合の族は{{}、{ω}}だけであり、
 {ω}は{{}、{ω}}の要素であるから有限集合
・ωの部分集合の族としてωがあるが、
 ωはωの要素でないので無限集合