>>123
>F可測であるというのは、確率変数値を取る Ω の部分集合が必ず事象である(すなわち必ず確率をもつ)という意味である。

下記の重川のテキストでは、P8で、F可測を”F/S 可測写像”と表現しているね。F可測の方が、用語としてはすっきりしているかも
あと、P10などで、(置換積分)を扱っているが、全ては”可測”ありきだ。
”可測”を前提としないならば、”可測”の定義からやり直して、確率論を全部書き換えるべし
それが、(>>65より)”それの証明ってあるかな
100個中99個だから99/100としか言ってるようにしか見えないけど.”(by 確率論の専門家さん(2016/07/03))
の意味。従来の確率論の大前提”可測”を捨てるなら、数学では確率論を1冊書き直すくらいの証明が必要だよ
それが、”それの証明ってあるかな”の意味。小学生にはわからんだろうが、小手先で誤魔化そうとしてもダメダメw(^^

>>72より)
 https://www.math.kyoto-u.ac.jp/~ichiro/lectures/2013bpr.pdf
 2013年度前期 確率論基礎 講義ノート 重川一郎 京都大学大学院理学研究科数学教室
(抜粋)
P8
2. 確率変数
定義2.1 (Ω、F、P) を確率空間,(S,S) を可測空間とする.ΩからS へのF/S 可測写像
X:Ω→S を確率変数と呼ぶ.
ここにXがF/S可測写像であるとは,任意のB∈Sに対
し,X^-1(B)={ω;X(ω)∈B}∈F が成り立つことをいう.

なお,P10
命題2.7 (置換積分) X を(S,S)に値をとる確率変数とする.またf を(S,S)上の実数値
可測関数とする.実確率変数f(X) が確率P に関し可積分のとき,f(X) はS上P^Xに関
し可積分で,次の公式が成り立つ:

右辺は確率測度P^Xによる積分である.
(引用終り)