>>781-782
哀れな素人さん、どうもスレ主です。

>僕は第一論文の第七節までは何とか自力で理解した。
>しかし第八節がどうも理解できなかったの

まあ、あそこは難しいですよね、確かに(^^
下記の彌永昌吉の本は、ダメ元で見て置いたらどうでしょう。町の図書館で借りられると思いますので
(下記などを見ると、やはり難しいようですが)

https://booklog.kinokuniya.co.jp/kato/archives/2013/12/post_377.html
2013-12-28
『ガロアの時代 ガロアの数学』時代篇&数学篇 彌永昌吉 丸善出版
加藤弘一

 「数学篇」は3章にわかれる。

 第2章「ガロアの理論」は純粋数学の基礎として発展した現代の群論の視点から再構成したガロア理論だが、これもまったく歯が立たない。結城浩『数学ガール ガロア理論』の1〜9章までと展開が似ているような気がするので、『数学ガール』を読み終えてからもう一度チャレンジしたが、やはりわからない。
『数学ガール』の群の解説は非常に明快でわかったようなつもりになったが、ラスボスのガロア理論となるとやはりわかっていなかった。

 第3章「ガロアの主著」は科学アカデミーに提出した三度目の論文の全訳をもとに、ガロアがどのように証明したかを再検証している。最初はまったく歯が立たなかったが、金重明『13歳の娘に語るガロアの数学』と、ガロアの論文を逐条的に解説している『数学ガール ガロア理論』の10章を読んだ後にながめたら、何をやっているかがうっすらとわかるような気がした(気がしただけで理解できたわけではない)。

 考える材料をたくさん提供してくれる本だ。数学に自信のない人は「数学篇」は飾っておくだけになってしまうかもしれないが、「歴史篇」の方は十分有益だろう。