>>836
つづき

ところで、言わずもがなだが、
大学数学科で3年、4年で確率論と確率過程論を学べば、それは時枝記事と不一致で、時枝不成立はすぐ分る
だが、さらに進んで、当たらないのになぜ当たるように見えるのかが問題になる

一つは、すでに述べたが、同値類である元と代表とを比較して、なにか確たることが言えるような標準外の論法を使っているところだと
もう一つが、可算無限長の数列のしっぽの同値類にある

そこを説明する。
個人的には、>>25より
時枝を考えるのに
1 ,2 ,3 ,・・・,n ,・・・→∞
 ↓(単位分数に変換します)
1/1,1/2,1/3,・・・,1/n,・・・→1/∞
が結構気に入っているんだが(^^

下記のε近傍系にならって、開区間の族 Bn=(0,ε) | ε=1/(n-1) を考える
スレ47 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1512046472/19 時枝記事より
s = (s1,s2,s3 ,・・・),s'=(s'1, s'2, s'3,・・・ )∈R^Nは,ある番号から先のしっぽが一致する∃n0:n >= n0 → sn= s'n とき同値s 〜 s'と定義しよう(いわばコーシーのべったり版).
(引用終り)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E5%82%8D%E7%B3%BB
近傍系

距離空間の任意の点 x に対して、x を中心とする半径 1/n の開球体の列
{B}(x)={B_{1/n}(x);n∈ {N} ^{*}
は可算な基本近傍系をなす。ゆえに、任意の距離空間は第一可算である。
(引用終り)

つづく