>>683
つづき

まあ、分かりやすく、例えでいえば
あるめずらしいペンギンが、海岸で発見された。

調べると、ガラパゴスペンギンだと分かった
とすると、すでに知られている、ガラパゴスペンギン類の不変量から、

その発見された「めずらしいペンギン」は、こういう性質を持つということは言える
が、さらに進んで、ガラパゴスに現在生息しているガラパゴスペンギンを一羽捕まえて、それを代表として調べたところで、あまり意味がない

なぜなら、見つかった「めずらしいペンギン」と、たまたま一羽捕まえたガラパゴスペンギンと、なんの相関関係もない以上
たまたま一羽捕まえたガラパゴスペンギンについて言えることが、即、見つかったペンギンで言えることにならないからね

これを時枝記事の数列の同値類についてみれば
ある数列があって、その数列のシッポを、D+1から先の箱を開けて、どの同値類に属するか判明したと

そして、標準数学内で、不変量として、その同値類がどういうシッポを共通に持つのか? それは言えるだろう
しかし、そこから踏み込んで、同値類の代表を取ってきて、それ以上のことを言おうとしても、無茶だよと

この時枝の場合は、D+1から先の箱を開けてオープンになった箱の数値以上の情報は、得られないですよと
「どの同値類に属するか判明した」、そこまでが全てです。それだけが、標準数学内だと

ところで、そもそも時枝の問題の数列と、同値類の代表と、D+1から先の箱の可算無限個の数が全て一致するなんて
そんなことが起きる確率を考えてみなさいよ。その確率はゼロ(0)ですよね!(^^;

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3
ガラパゴスペンギン