>>644
つづき

2.さて、上記の時枝記事の確率について、確率空間 (Ω,F,μ) において、標本空間 Ω={1,・・・,100} と取れることを意味する。
  標本空間 Ω={1,・・・,100}とすることによって、“D >= d^k である確率は、99/100” が導かれるのだと。
  つまり、これを導くのには、1)選択公理を使って、2)数列しっぽの同値類を作って、3)決定番号を決めている。4)決定番号が自然数だから、シンプルに、標本空間 Ω={1,・・・,100}が取れるのだと。
  そして、「D >= d^k である確率は、99/100」が導かれ、確率空間を使って時枝記事の解法が正当化されるのだと。
3.くどいが、再度数学ロジックを要約すると、1)選択公理、2)数列しっぽの同値類、3)決定番号、4)決定番号が自然数、この4つの数学ロジックの要素で、時枝記事は成り立っているのだと。

  概略こういうことで、良いですね。念押しするよ。後で言い逃れができないようにね。
  もっとも、殆ど、自分で逃げ道を塞いでくれているので、簡単で助かるのだが。
以上

(参考)
https://mathtrain.jp/probspace
高校数学の美しい物語
確率空間の定義と具体例(サイコロ,コイン) 最終更新:2015/11/06
(抜粋)
標本空間 Ω
確率を考える土台となる集合です。
Ω の各要素は根元事象と呼ばれます。 ω と書くことが多いです。
(引用終わり)