>>873
それは色んな見方があるだろうから、これは自分の偏見ですが
そもそも、様々な群スキームを俯瞰して計算するっていうのが理論の示している理念ですよね
題目によれば、どういう群の構成がどういうスキームのデータに対応しているのかコントロールできる
ような印象がある。ショルツらは実際、絶対遠アーベル幾何学の一番重要な第三論文を読んでるんですね

簡単に言えばIUTは、原色と配合の理論で様々な色を俯瞰できると言っているようなものです
しかし、どうもこの調合の部分がよくわからないんですよ
原色を上手く配合したら任意の色が出る、それに名前を付けたら区別ができる、というのは
具体的な色について知ることが大事な場合には情報が抜けた抽象論ですよね
だから、IUTが一体スキームの世界を具体的にどう俯瞰し革新するのかがよくわからないのです