残念なことだが、2014年からScholzeは様々な文を公開して、IUTをダウングレードし始めた。私は彼に、IUTの「不具合」が何であるかを正確に伝えるように何度か尋ね、否定的なことを公に言う前に、IUTの作者とコミュニケーションをとったらどうかと提案した。
Scholzeは2015年のOxford IUTワークショップに参加することを拒否した。このワークショップでは、多くの関連事項を学ぶことができたのだが。
Scholzeは2015年の5月に、Mochizukiに非常に漠然とした広範な質問を1つだけ送った。 IUTの著者は長い電子メールで彼に答えた。また、電子メールで議論を行うよう親切に提案した。
Scholzeは、非常に忙しいと答え、電子メールのやり取りを停止した。
(これらの一部は、望月のページで公開されている。すべてのファイルが注目に値する。)

ScholzeはIUTの何かが間違っていると、公に話し続けた。
長い時の後、彼はStixと共に2018年3月に5日間だけ京都に来たが、不具合を示すための証拠の準備が明らかに出来ていなかった。

彼らの短い訪問の終わりまでに、Scholze-Stixは、IUTの過度の単純化に基づいて、IUTの独自の奇妙なバージョンを提供した。
この過度の単純化は、遠アーベル幾何学とIUTにとって完全に不適切であり、この過度の単純化に対する専門家の反応は、報告書の第18章で読むことができる。
この過度の単純化は、数論や圏論の専門家でない者にさえ誤りだとわかるものだ。

Scholze-Stixの立場では、IUTにおける遠アーベル幾何学の使用を奇妙にも否定している。
IUTの少なくとも80%は、高度な遠アーベル幾何学である。それをよく噛み砕かずにIUTの研究をうまく進める方法はない。
複雑な理論を理解する際に間違いを犯すことは問題ではない。
しかし、IUTの「不具合」の有効な証拠を持たずに、このように長い間「不具合」について話すことは、非常に不適切であり、IUTの著者のコメントに答えるための目に見える努力と知識が欠如している。