う〜ん、「今北産業」さんが現れたようだ(笑)。こういうのは俺の役目でなかったのだが、一回だけ書いちゃうよっ

【望月の反論】(間違っていたり、大事な箇所が欠けていたら誰か訂正してください)
・同型問題に関しては、体としては非同型だが、射有限群としては同型である。つまり多重同型は成り立つとしている
(抽象的な位相群としての絶対ガロア群から、遠アーベル的な群論的枠組みに依る円分剛性同型によって得られたものだから、
単純に忘却関手を充満にしただけではないということが言いたいのだろう(実際に全単射でも同型にならない場合がある))

・ラベル問題に関しては、S・Sはラベルの省略が単に「記憶すること」(=多重同型ではなく単なる同型)によって正当化できると主張した、としている。
結局、(充満)多重同型を認めるか否かということ、抽象的な位相群から取られた同型物をどう解釈するかという問題になっている

・モノドロミーについては、充満多重同型やラベルの使用を認めないから必然的に起こるとしている
 (つまりこの両者を認めれば矛盾など起こるはずはない!ということ)

ここからは個人的見解だけど、要するに圏論を巡る解釈の問題になっており、それを決定するのは最終節の「IU形式主義と種の言語」が
広い意味での数理論理学的に正しいものなのか、圏論や集合論の拡張or刷新を試みているとして仮定して、それが正しいのかという所。
俺は懐疑的に見ている

レス喰い虫は嫌いなので、また長文になってゴメン
(先ず、自分の眼と頭と手を使って読んでみて下さい orz)