宮寺の関数解析が筑摩学芸文庫として復刊されたのは納得いくわ。
関数解析の入門書としては、ページ数も手頃で、ボホナー積分や作用素の半群を説明していて演習問題付きでいい。
微分方程式を意図して書かれているのが分かる。
宮寺の関数解析が、他の関数解析の本の最後に参考文献として挙げらているのもよく分かる。