整理してみようか
1が主張しているのは以下
(1) p=4q+1である
(2) D=0のときDp^2-D=0である
(3) (1)でないときに(2)が成立する
よって D≠0 である

D=0、p=4q+1、Dp^2-D=0 をそれぞれA、B、Cとすると
(1) B
(2) A⇒C
(3) ¬B⇒(A⇒C)
このとき、¬Aが示せるかというと示せない。

A、B、Cの真理値による場合分けを以下に列挙する
パターン1:Aが真、Bが真、Cが真のとき、(1)は真、(2)は真、(3)は真
パターン2:Aが真、Bが真、Cが偽のとき、(1)は真、(2)は偽、(3)は真
パターン3:Aが真、Bが偽、Cが真のとき、(1)は偽、(2)は真、(3)は真
パターン4:Aが真、Bが偽、Cが偽のとき、(1)は偽、(2)は偽、(3)は偽
パターン5:Aが偽、Bが真、Cが真のとき、(1)は真、(2)は真、(3)は真
パターン6:Aが偽、Bが真、Cが偽のとき、(1)は真、(2)は真、(3)は真
パターン7:Aが偽、Bが偽、Cが真のとき、(1)は偽、(2)は真、(3)は真
パターン8:Aが偽、Bが偽、Cが偽のとき、(1)は偽、(2)は真、(3)は真
¬Aであると言うには、Aが真であるすべてのパターンで、(1)、(2)、(3)のいずれかが偽でなければならない。
しかし、Aが真であるパターンのうち、パターン1で(1)、(2)、(3)のすべてが真である。
よって、¬Aを結論とすることはできない。