>>238
スレ違いだから、
『ピタゴラス数をなんと 〜荒らされたので立て直しました〜
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(ttps://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1478040803/)
に書いとく。
基本的には、『すべての原始ピタゴラス数は、{3, 4, 5} に U/D/A という
三次の行列を掛けることで、一意に表される』という話で、
小林 吹代『ピタゴラス数を生み出す行列のはなし』(ベレ出版)に
詳しく書いてあるんだが、「任意の原始ピタゴラス数を、e(={3, 4, 5})に
対する U/D/A の積の形で表せるか?」というのが未解決だったんだよ
(そのあたりは、細矢治夫先生の『トポロジカル・インデックス』に、
悪戦苦闘っぷりが詳しく述べられている)。
だけど、なんだかんだで図形的に証明(たぶん、ちょっと数学のできる
中学生だったら理解できる程度)できちゃって、「べつに行列とか
使わなくっていいじゃん?」みたいな話になっちゃったんだ。
「高校数学から行列がなくなっちゃう」という話は知ってたけど、
「だったら三角関数の加法定理とか、一次変換使わなくって、
どうやって覚えるの?」っつー思いがあって、「ベクトルを
教えるんだったら、二次・三次までの行列も、いちおう意味が
把握できる程度には、教えといたほうがいいんじゃないの?」と
思う。「線形代数」まで行っちゃうと、連立一次方程式との
関連とかいろいろあるんで、概念的に統合するのが大変だし、
線形計画法みたいな数値計算分野との関連があるんで、先送りに
してもいいとは思うんだけど。