1の証明、もうこれでいいよ

奇数の完全数yが存在すると仮定する。
yの約数pで p≡1 (mod 4) のものがあり、yはpr=(p+1)/2が素数のときpr^2を約数に持つ。
yは奇数だから y=2n+5 となる整数nが存在する。
整式 2n+5 は整式 5 を因数に持つ(∵(2n+5)÷5 の商は (2/5)n+1、余りは0である)
整数 2n+5 が pr^2 で割り切れるための条件として 5 が pr^2 を因数に持たなければならない。
そのような素数 pr は存在しないから矛盾する。
上記でpr=(p+1)/2が素数と仮定したが、pr=(p+1)/2が合成数でもどうせ同じだから矛盾する。
よって奇数の完全数は存在しない。