1は自分が書いたものへの直接の指摘でないと理解できないらしいので、そのように指摘するのがよかろう。
>n=9のときf(pr)=(256pr^8-1024pr^7+1856pr^6-1984pr^5+1376pr^4-640pr^3+200pr^2-40pr+5)/pr^(qr-cr-1)
n=4m+1=9 だから m=2, 2m+1=5 の場合である。よって、
g(pr)=f(pr)pr^(qr-cr-1)=256pr^8-1024pr^7+1856pr^6-1984pr^5+1376pr^4-640pr^3+200pr^2-40pr+5
因数2m+1 つまり 5 を括り出すとこうなる
g(pr)=5×{(256/5)pr^8-(1024/5)pr^7+(1856/5)pr^6-(1984/5)pr^5+(1376/5)pr^4-128pr^3+40pr^2-8pr+1}
簡単のためにg(pr)/(2m+1)={(256/5)pr^8-…+(1376/5)pr^4-128pr^3+40pr^2-8pr+1}となる式をh(pr)と置こう。
h(pr)は係数に分数を含むので整数とは言えないし、1はこの h(pr) が整数である証明をしていない。
よって、g(pr)が因数2m+1 つまり 5 の倍数であるとは言えない。(これは1も認めている)
g(pr)=(2m+1)h(pr)となるから、f(pr)=g(pr)/pr^(qr-cr-1)=(2m+1)h(pr)/pr^(qr-cr-1)となるが、
h(pr)が整数でないのだから、(2m+1)h(pr) が pr^(qr-cr-1)で割り切れても、(2m+1) が pr^(qr-cr-1)の倍数とは言えない。
たとえば h(pr)=27/5 であり (2m+1)=5, pr^(qr-cr-1)=27 のとき、
(2m+1)h(pr)=27 は pr^(qr-cr-1)=27 で割り切れるが、(2m+1)=5 が pr^(qr-cr-1)=27 の倍数とは言えないが、
1はこういう例を無視して因数(2m+1) が pr^(qr-cr-1)の倍数と言い切ってしまっている。
ここに1の証明における論理のすり替えが潜んでいる。