>>80
 メルセンヌ数(2^n - 1)は、たぶん奇数である。

 とはいえ、2^0 - 1 は 1 - 1 なので、「0 は偶数だ」という反論はあると思う。

 これくらいのネタを振っておかないと、数学関係では馬鹿にされるので、とりあえず。

 すべての「“メルセンヌ数”ではない、4 で割って 3 余る奇数(n mod 4 = 3)、かつ 11 (1 + 2 + 8)以上の自然数」は、

 (2^p - 1) + 2^p + (2^( p + 2) × q)

で表される。なんでかというと、二進法で表したときに、「二個以上の 1 と 0 のあと(つーか、上位)に、 0 のみではないビット列が並んでいる」からだ。

 そこに、「三倍して1を足す( 3n + 1 )操作」を繰り返すと、「2^p + (2^( p + 2) × q)」の部分に「三倍して2を足す」操作を p 回繰り返すのと同じことになる。

 その間、「2^p + (2^( p + 2) × q)」の桁数が増えた結果、そのビット列に p 個以上の 1 が現れて、元の p よりも数が増えると、これは発散してしまう恐れがある。

 実際に、それらしい例はある。 31 の場合、31 - 47 - 71 - 107 - 161 の列から 319 - 479 - 719 - 1079 - 1619 - 2029 を経る場合がある。

 ただ、これが「無限に連鎖するか?」という話になると、「メルセンヌ素数は無限に存在するか?」みたいな話になるので、「今のところ、わからん」と言うしかない。

 とりあえず、「すべての自然数が、コラッツ操作によって p と q の網(木)に引っかかるか?」を考えている。

 ただ、「三倍して1を足す( 3n + 1 )操作」の回数は、 p を超えることはないことが判っている。