そろそろ夏休みが近づいてきたので、夏休みの自由研究の
お役に立てるようなプログラムを上げようかな、と
思ってるんですけど、Java のプログラムって、いろいろ
面倒臭いんですよ。
まず、IDE として Eclipse を立てるのがめんどくさい(とはいえ
ラズパイ立てると Java の IDE は最初から入ってるらしいんだよね)。
つぎに、わざわざ Object を extend するとか Exception を投げるとか
書くと鬱陶しい(普通は省略しちゃうけど、プログラムの規模が
大きくなってくると「いかがなものか」になってくる。try 〜 catch とかも
丁寧に行なったほうがいい)。
その場しのぎで書くんなら、ところどころで print してもいいんだけど、
木構造を追うんだったら、適当なコンテナクラスに押しこんでおいて、
後でまとめて出力したほうがいい。ところが、それやるとイテレータだの
コンパレータだのとかいう話になってきて、数学の話をしてるんだか
Java 言語の話をしているのかが分からなくなる。
あと、中学・高校で使われている情報処理のテキストの出来があんまり
よくなくて、再帰や loop - until - do - repeat(いわゆる、n + 1/2 型の
ループ)といった制禦構造をちゃんと取りあげてなくて、「なんだこれ?」
になってしまう。かといって、若いうちにヘンな癖をつけちゃうのもなぁ。
オブジェクト志向っていうのは、ある程度 “使えるコード” が溜まってこないと
有難みが実感できないところがあって、初心者のころに屑コード溜めちゃうと
あとあとツラい(C から Java に移行してきた、とかいうヒトなら、問題
ないんだろうけど)。
数学教育とプログラミングって、どういう形で折り合うのが正解なんですかね?