>>570
>「リンゴ5個が乗ってる皿が2皿あるとき、全部でいくつ?」という問題で2×5とかく生徒は
>「リンゴ5個が乗ってる皿が2皿あるとき、全部で2+2+2+2+2個ある」と考えている可能性もある。
>あるいは掛け算を全然理解していない可能性もある。

そうでない可能性もある。

>「リンゴ5個が乗ってる皿が2皿あるとき、全部の個数を足し算の式でかきなさい」という掛け算の根本を問う問題を出したら
>全くわかっていないことを露呈する可能性もある。

そうでない可能性もある。

逆に、5×2と書いた生徒が、単に問題文中の
「5個が乗ってる皿が2」という文字列から
なんとなく5×2と書いてみた可能性もある。

間違っている「可能性がある」ことを間違いと決めつける
根拠にするのであれば、自分が正解とする答えは
間違っている可能性が微塵もないと保証できなければ
正当な判断とは言えない。

>数値が合ってるから全部正解、というのでは危なすぎる。

は正論だが、5×2と2×5は同じだという意見は、
数値が同じなら何でもいいと言っているわけではなく、
5×2と2×5は同じだと言っているだけだ。
同じ10でも、3+7では全く違う。

(ひとつぶん)×(いくつぶん)と
(いくつぶん)×(ひとつぶん)が
かけ算の可換性によって同じ式だと理解していれば、
5×2と2×5は同じ式だと解る。それが解らないのは

算数が苦手な小学生と教師だけだ。