>>176
>そのような本を読む価値はあるのでしょうか?
誤植を訂正したり考えたりする力は十分お釣りが来る位に付くが、
本の内容については実体の理論に更に詳しくなるって程度だな。
実体の部分については、実代数幾何をするような人向けの本だ。そうでなければ、教養の1つとして読むか。
ガロア理論「だけ」或いはガロア理論「まで」なら、「藤崎、体とガロア理論」で十分。
ガロア理論に限らず、その他の事柄については「永田、可換体論」より
「藤崎、体とガロア理論」の方がずっと読み易くて内容も豊富で丁寧。
まあ、元々「藤崎、体とガロア理論」は、アルチン、「永田、可換体論」、「山崎、環と加群」とを合わせたような本だし。
必ずしも、代数の本ばかり読んでいられるとは限らないだろう。