まあ「英国よりも現実的なプラグマティズムの国」ですからね。そして建国の理念から
して『誰でも受け入れる移民の国』なので、だから宗教観とか文化的背景ではなくて、
とにかくカネ、カネ、カネっていう文化ですわ。他に基準とするべき価値がないのでは
ないかと。カネならば、誰でも受け入れられるし。だから元々は(能力主義、というよ
りも)武力主義というか、所詮は『強い者が大好き!』っていう文化ですわ。

要は(物品だろうとサービスだろうと)『カネで買えないモンは何にもナシ!』ってい
う文化ですわ。だからこそ(節操がない野蛮人、みたいな言い方で)欧州人は馬鹿にし
ますよ。特にフランス人は「アメリカ人なんて蛙と一緒!」ってな認識ですわ。でも、
ちゃんとお金を払ってくれるから『尊敬してあげてる』ってな認識ですわ。まあ強大な
軍事力ってのもありますしね。

こういう事があるから欧州人が日本人とか中国人をどう見てるかは「推して知るべし」
と認識するべきなんですよ。まあ『アメリカと日本は同じコインの裏表』という事でし
ょうね。まあアメリカは拝金主義で、そして日本人はメンツとか建て前って事ですわ。
(言葉で表現する時は、まあ「日本は道徳の国」という様な言い方ではありますが。)

かつて欧州に留学してた高木貞二が、そこで「とうとう日本人が留学して来た。なので
次はサルが来るだろう!」と言われた、とか。