>>361 つづき
で、本題
命題Bの「確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義される」の重要性は、過去スレ20で議論している(下記)
「任意の有限部分族がxxのとき,xx」という表現は、現代数学では、結構”普通”でさ、ここ重要ポイントだよと
重要ポイントだと気付くには、現代数学の教養が必要なので、質問してみたってわけさ

(引用)
過去スレ20 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/118
118 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2016/06/25(土) 10:01:49.76 ID:565I2Sty
(抜粋)
”いったい無限を扱うには,
(1)無限を直接扱う,
(2)有限の極限として間接に扱う,
二つの方針が可能である.
確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ.”

について、類似の記述があったので紹介しておく(下記)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E6%80%A7%E5%AE%9A%E7%90%86
コンパクト性定理(英: Compactness theorem)とは、一階述語論理の文の集合がモデルを持つこと(充足可能であること)と、その集合の任意の有限部分集合がモデルを持つことが同値であるという定理

つまりある理論の充足可能性を示すにはその有限部分についてのみ調べれば良いという非常に有用性の高い定理であり、モデル理論における最も基本的かつ重要な成果のひとつである。

証明
コンパクト性定理は、ゲーデルの完全性定理から導くことができる。実際、一階述語論理の文の集合Sがモデルを持たないとすると、完全性定理からSは矛盾していることになるが、どんな証明も長さは有限なので、矛盾の証明に現れるSの文は高々有限個である。
よって、Sのある有限部分から矛盾が導出されること、つまりSは充足不可能な部分集合を持つことがわかる。
これの対偶がコンパクト性定理である [3]。

この他にも、超積を用いた証明も知られている。
(引用おわり)
以上