>>225
¥さん、どうも。スレ主です。

>糞父の場合:ポスト獲得の目的で学問分野を選ぶ。だから安易な分野の方がベター。
>私の場合は:数学を行うのが目的でポストを利用する。だから縛りが少ないのが良い。
>という違いですわ。別の事例で言えば:
>★★★『自分(という人間)の為に学問があるのと、そして学問の為に自分があるのの違い。』★★★

”ポスト獲得の目的で学問分野を選ぶ”というのは、”外在的モチベーション(動機付け):名誉や利益などの報酬が与えられる”>>224
”学問の為に自分がある”は、”内在的モチベーション(動機付け)とは、それをすること自体が楽しいとかおもしろいとかいうことでそれをするケースである。それをしないではいられないような内から突き上げてくる動機付け”>>224
ってことかなと思います

確か心理学では、外在的モチベーション(動機付け)と内在的モチベーション(動機付け)と両方、人にはあって、移り変わって行く
そして、外在的モチベーション(動機付け)で始めたことが面白くなって、内在的モチベーション(動機付け)になることも多いとか

ともかく、内在的モチベーション(動機付け)がベストで、これがないと長続きしないし、真の人間としてのパフォーマンス(能力)が出ないとか
で、”内在的モチベーション(動機付け)だけ”というのは、”純粋”だな〜と(^^

人は、報酬とかポストも考えるのが普通ですが
ああ、「独創を阻むもの 哲学不在と没個性 永田 親義著 1994/12」第七章 ”主流につきたがる”にある、イギリスの生化学者 ピーター・ミッチェル氏の話がありますね。
生体膜におけるエネルギー変換の機構について化学浸透圧説を提唱したが、異端として評価されなかった。
しかし、最初の論文発表から29年目にノーベル化学賞を受けたと。
しかし、ピーター・ミッチェル氏は、生活費には困らない資産家だった?
「1964年に退職してイギリス南西部の田舎に牧場を買い、めぼしい機器は簡単な遠心分離機だけという研究室を自宅に設けて、助手一人を相手にほそぼそと研究を続けた」とあります。
日本の普通のサラリーマン研究者なら、退職したら、助手一人雇うなどとてもできないし、どうやって生活していくんだと(^^